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Maison&Objet/ Paris Design Week レポート 

Maison&Objet/ Paris Design Week レポート 


bp international tokyo株式会社
99日から13日までの5日間、パリでMaison & Objetが開催された。今では日本でもすっかりお馴染みの通り、インテリア業界で現在、最も注目される国際見本市である。1月のメゾンとは異なり、9月開催のものは、規模は小さくなるが、特に欧州ではマーケットが膨らむクリスマス商戦に向けた仕入れなどで、会場は世界中からのバイヤーで盛り上がりを見せた。今回のテーマは、「SINGULARITE」。奇抜さ、特異性という意味である。これまで、グローバリゼーションによってコマーシャル的に世界中で拡げられていたマスプロダクションによる画一性はもう過ぎ去ったのだと、それを否定したもの。人と同じものは、もう誰も求めていないとオリジナリティを求め、「どこでも誰でも同じ」平凡なインテリアは捨てて、ライススタイルを選ぶ自由を満喫しようと発信した。トレンドブースで一番印象的だったものは、「Obsession Privees」(個人の持ち物)というテーマ。ちょっとしたくだらないもの、ちょっと変なものでもコレクターの情熱があれば、素敵なインテリアになる、と提案。その入口の超個性的なモチーフは、いかなる人も否定しない、個性を出そうよとでも主張しているかのようであった。(さすが、フランス!)



bp international tokyo株式会社 そして、なんと言って、今回注目すべきは、メゾンの運営会社のSAFIが、市内でPARIS DESIGN WEEKを今年からスタートさせた事である。これはロンドンやミラノ、そして東京やモスクワのデザインウィークにならったもので、メゾンがプロフェッショナルを対象にするのに対し、こちらはプロとプロフェッショナルの両方をターゲットとしている。もともとパリはオートクチュールが生まれた町。文化と歴史がすばらしく溶け合うパリを、インテリアやデザインのインターナショナルなプラットホームとして再構築しようと意図されたものである。会期は912日から18日からの一週間。デザインやインテリアのショールームだけではなく、ギャラリーや学校、ホテル、そしてレストランに至る約100企業または団体がイベントに参加し、コレクションやインスタレーションをそれぞれに発表した。

サンジェルマン、バスティーユなどパリ市内を6つの地区に分けての開催であるが、まずは、このイベントのパートナー企業でもある、オペラ、マドレーヌ地区の「ギャラリーラファイエット メゾン館」へ。ここは、いわゆる百貨店のインテリアやホームアクセサリー関連のみが独立したもの。短時間でトレンドのチェックや、効率的な買い物が可能な、観光客やマーケティングのためにも良い売り場である。ここでの企画は、ウィンドウにメゾンの展示会場より最新のプロダクトを展示、それを実際に1Fの売り場で販売もするというものであった。ギャラリーラファイエットにDESIGN WEEKの文字が躍れば、パリの街は自然に盛り上がる。

ちなみに、このPARIS DESIGN WEEKはインテリアとデザイン関係だけの参加ではなく、パリらしくファッションやフード、ギャラリーなどのアート関係も参加しているという事がユニークである。たとえば、パリを代表するファッションのセレクトショップ「COLETTE」も参加ショップだ。そのコレットには、なんと、シャネルのデザイナーとしてあまりに有名な、敏腕ファッションデザイナーのKARL LAGERFELD氏が、スエーデンのOrreforsとコラボしたグラスのコレクションがウィンドウに。これは、同氏が初めて手掛けたホームアクセサリー。一世紀を超える歴史を持つクリスタルブランドから出た、成熟した職人だけによって制作する事が可能という手吹きのグラスは、なんともいえない美しい姿で上品。


そして、シャンデリゼエリアのバラカミュージアムも圧巻であった。ミュージアムというに相応しい豪華な入口からは、いくつものテーマやデザイナー毎に構成された部屋が続く。注目すべきは、フィリップスタルクの部屋。今年170年を迎える歴史のあるブランドが、今を時めくインテリアデザイナーとのコラボで、最も新しいスタ イルとなり、注目され愛される。これもパリの長い装飾の歴史の1ページになっていくのであろう。

bp international tokyo株式会社

ヨーロッパでは新学期が始まる9月。秋が深まる季節のパリを、デザインウィークの地図を片手に歩くのも悪くない。メゾンは1月がメイン開催ではあるが、これから9月のパリも是非お勧めである。

インテリアビジネスニュース

2011年10月10日号

www.ibnews.com

http://online.ibnewsnet.com

bp international tokyo株式会社


Maison&Objet/ Paris Design Week レポート 

Maison&Objet/ Paris Design Week レポート 


bp international tokyo株式会社
99日から13日までの5日間、パリでMaison & Objetが開催された。今では日本でもすっかりお馴染みの通り、インテリア業界で現在、最も注目される国際見本市である。1月のメゾンとは異なり、9月開催のものは、規模は小さくなるが、特に欧州ではマーケットが膨らむクリスマス商戦に向けた仕入れなどで、会場は世界中からのバイヤーで盛り上がりを見せた。今回のテーマは、「SINGULARITE」。奇抜さ、特異性という意味である。これまで、グローバリゼーションによってコマーシャル的に世界中で拡げられていたマスプロダクションによる画一性はもう過ぎ去ったのだと、それを否定したもの。人と同じものは、もう誰も求めていないとオリジナリティを求め、「どこでも誰でも同じ」平凡なインテリアは捨てて、ライススタイルを選ぶ自由を満喫しようと発信した。トレンドブースで一番印象的だったものは、「Obsession Privees」(個人の持ち物)というテーマ。ちょっとしたくだらないもの、ちょっと変なものでもコレクターの情熱があれば、素敵なインテリアになる、と提案。その入口の超個性的なモチーフは、いかなる人も否定しない、個性を出そうよとでも主張しているかのようであった。(さすが、フランス!)



bp international tokyo株式会社 そして、なんと言って、今回注目すべきは、メゾンの運営会社のSAFIが、市内でPARIS DESIGN WEEKを今年からスタートさせた事である。これはロンドンやミラノ、そして東京やモスクワのデザインウィークにならったもので、メゾンがプロフェッショナルを対象にするのに対し、こちらはプロとプロフェッショナルの両方をターゲットとしている。もともとパリはオートクチュールが生まれた町。文化と歴史がすばらしく溶け合うパリを、インテリアやデザインのインターナショナルなプラットホームとして再構築しようと意図されたものである。会期は912日から18日からの一週間。デザインやインテリアのショールームだけではなく、ギャラリーや学校、ホテル、そしてレストランに至る約100企業または団体がイベントに参加し、コレクションやインスタレーションをそれぞれに発表した。

サンジェルマン、バスティーユなどパリ市内を6つの地区に分けての開催であるが、まずは、このイベントのパートナー企業でもある、オペラ、マドレーヌ地区の「ギャラリーラファイエット メゾン館」へ。ここは、いわゆる百貨店のインテリアやホームアクセサリー関連のみが独立したもの。短時間でトレンドのチェックや、効率的な買い物が可能な、観光客やマーケティングのためにも良い売り場である。ここでの企画は、ウィンドウにメゾンの展示会場より最新のプロダクトを展示、それを実際に1Fの売り場で販売もするというものであった。ギャラリーラファイエットにDESIGN WEEKの文字が躍れば、パリの街は自然に盛り上がる。

ちなみに、このPARIS DESIGN WEEKはインテリアとデザイン関係だけの参加ではなく、パリらしくファッションやフード、ギャラリーなどのアート関係も参加しているという事がユニークである。たとえば、パリを代表するファッションのセレクトショップ「COLETTE」も参加ショップだ。そのコレットには、なんと、シャネルのデザイナーとしてあまりに有名な、敏腕ファッションデザイナーのKARL LAGERFELD氏が、スエーデンのOrreforsとコラボしたグラスのコレクションがウィンドウに。これは、同氏が初めて手掛けたホームアクセサリー。一世紀を超える歴史を持つクリスタルブランドから出た、成熟した職人だけによって制作する事が可能という手吹きのグラスは、なんともいえない美しい姿で上品。


そして、シャンデリゼエリアのバラカミュージアムも圧巻であった。ミュージアムというに相応しい豪華な入口からは、いくつものテーマやデザイナー毎に構成された部屋が続く。注目すべきは、フィリップスタルクの部屋。今年170年を迎える歴史のあるブランドが、今を時めくインテリアデザイナーとのコラボで、最も新しいスタ イルとなり、注目され愛される。これもパリの長い装飾の歴史の1ページになっていくのであろう。

bp international tokyo株式会社

ヨーロッパでは新学期が始まる9月。秋が深まる季節のパリを、デザインウィークの地図を片手に歩くのも悪くない。メゾンは1月がメイン開催ではあるが、これから9月のパリも是非お勧めである。

インテリアビジネスニュース

2011年10月10日号

www.ibnews.com

http://online.ibnewsnet.com

bp international tokyo株式会社



旅 - その1

旅のなかで出会った風景を、いくつか写真に収めてきました。

 

今までにも面白い写真やちょっとかわった風景などがいくつかあって、いつかご紹介したいと思っていましたので、今回から少しだけ、シリーズでお届けしたいと思います。

 

みなさんも海外へ旅行などしたときに、文化の違いからくる違和感を、面白く感じたり不思議に思ったりしたことがあると思います。

私も日本に住んで長いのですが、最初の頃はかなり戸惑いました。

びっくりしたり不安になったり、そういったこともいずれここで書いてみたいと思いますが、今回はみなさんがイランを少しでも知ってみて、その面白い違和感を楽しんでいただけたらと思います。

高速道路の料金所

 

ここが入り口です。

日本のあのシステマチックなゲートに比べると、とても重厚感がありますよね。

 

余談ですが、イランの車社会は私の感じた感覚でいうと、日本の大阪よりも激しいのです。

相当のドライビングテクニックがないと、公道を走行するのも難儀です。

私もそれなりに自信があったのですが、平和な日本のドライブに慣れてしまって、せっかく母国に帰っても車を運転するのが少し怖いと感じるくらいです。

車線変更もUターンも何もかも、かなりの上級者でないと事故になります。

国際ライセンスをお持ちの方でも、イランの街中を運転するのは控えたほうが良いかもしれませんよ。

高速道路脇で果物を売っていた人達

 

日本でこんなことをしていたら、すぐに高速道路の警備隊が飛んできそうですよね。

イランではこのように道の横で果物を売っている人たちが居るのです。

日本にも郊外へ行くと、下道に限りますが、果物売りの方々がいらっしゃいますよね。

一度どこかへ行ったときに、きのこを売っている人がいて、とてもびっくりしました。

 

この写真の人たちが売っているのは、杏、桃、トマト、りんごなどです。

色とりどりできれいでしょ!

イランの気候で育った果物は、本当に美味しいんですよ!

タブリーズに向かう途中でみかけた風景

 

この男の子はとても恥ずかしがり屋で、何度も声を掛けたのにカメラを向けると、なかなかこちらを見てはくれませんでした。

このあたりでは、こうして荷物を運んだりするのです。

ここはチャイハネと呼ばれる喫茶店です。
お茶を飲んだり水タバコを吸ったりします。

 

イランの人たちにとって水タバコとは、休憩や息抜きに欠かせないアイテムです。

みなさんが吸っているような紙巻のタバコとは違って、たくさんの種類が楽しめます。

 

見ていただけるとわかるように、どこに行ってもすばらしいペルシャ絨毯が敷いてあります。

ここはキャンドバンという、ペルシャのカッパドキアと呼ばれる東アゼルバイジャン州の州都(タブリーズ近郊の村)です。

岩穴を掘ってつくった穴が住居になってます。

 

観光地にもなっていますが、実際に今でもここで暮らしていらっしゃる方々が大勢います。

日本で言うところの、白川郷の合掌造りの集落みたいな感じです。

寒い時期は暖かく、暑い時期には涼しく、とても快適に暮らせるそうです。

 

家の中はやはり、ペルシャ絨毯が敷き詰められていて、くりぬいた岩に直接座ったりすることはありません。

世界的にはカッパドキアが圧倒的に有名ですが、ここキャンドバンも素晴らしい場所です。

ここを是非ご紹介したかったのです!

 

 

次回からは少しテヘランの街中を見てみたいと思います。

 

 


SUSU−素住− 2011 no.11

SUSU−素住− 2011 no.11

旬の野菜と豆を使った、こだわりの料理が人気のカフェ「Bion」。オーナーシェフ、てらいきよ美さんの願い、それは、心を込めた料理が、お客さまのお腹と心を内側から満たす…



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