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23 10月 2011

旅 - その1


旅のなかで出会った風景を、いくつか写真に収めてきました。

 

今までにも面白い写真やちょっとかわった風景などがいくつかあって、いつかご紹介したいと思っていましたので、今回から少しだけ、シリーズでお届けしたいと思います。

 

みなさんも海外へ旅行などしたときに、文化の違いからくる違和感を、面白く感じたり不思議に思ったりしたことがあると思います。

私も日本に住んで長いのですが、最初の頃はかなり戸惑いました。

びっくりしたり不安になったり、そういったこともいずれここで書いてみたいと思いますが、今回はみなさんがイランを少しでも知ってみて、その面白い違和感を楽しんでいただけたらと思います。


高速道路の料金所

 

ここが入り口です。

日本のあのシステマチックなゲートに比べると、とても重厚感がありますよね。

 

余談ですが、イランの車社会は私の感じた感覚でいうと、日本の大阪よりも激しいのです。

相当のドライビングテクニックがないと、公道を走行するのも難儀です。

私もそれなりに自信があったのですが、平和な日本のドライブに慣れてしまって、せっかく母国に帰っても車を運転するのが少し怖いと感じるくらいです。

車線変更もUターンも何もかも、かなりの上級者でないと事故になります。

国際ライセンスをお持ちの方でも、イランの街中を運転するのは控えたほうが良いかもしれませんよ。


高速道路脇で果物を売っていた人達

 

日本でこんなことをしていたら、すぐに高速道路の警備隊が飛んできそうですよね。

イランではこのように道の横で果物を売っている人たちが居るのです。

日本にも郊外へ行くと、下道に限りますが、果物売りの方々がいらっしゃいますよね。

一度どこかへ行ったときに、きのこを売っている人がいて、とてもびっくりしました。

 

この写真の人たちが売っているのは、杏、桃、トマト、りんごなどです。

色とりどりできれいでしょ!

イランの気候で育った果物は、本当に美味しいんですよ!


タブリーズに向かう途中でみかけた風景

 

この男の子はとても恥ずかしがり屋で、何度も声を掛けたのにカメラを向けると、なかなかこちらを見てはくれませんでした。

このあたりでは、こうして荷物を運んだりするのです。

ここはチャイハネと呼ばれる喫茶店です。
お茶を飲んだり水タバコを吸ったりします。

 

イランの人たちにとって水タバコとは、休憩や息抜きに欠かせないアイテムです。

みなさんが吸っているような紙巻のタバコとは違って、たくさんの種類が楽しめます。

 

見ていただけるとわかるように、どこに行ってもすばらしいペルシャ絨毯が敷いてあります。


ここはキャンドバンという、ペルシャのカッパドキアと呼ばれる東アゼルバイジャン州の州都(タブリーズ近郊の村)です。

岩穴を掘ってつくった穴が住居になってます。

 

観光地にもなっていますが、実際に今でもここで暮らしていらっしゃる方々が大勢います。

日本で言うところの、白川郷の合掌造りの集落みたいな感じです。

寒い時期は暖かく、暑い時期には涼しく、とても快適に暮らせるそうです。

 

家の中はやはり、ペルシャ絨毯が敷き詰められていて、くりぬいた岩に直接座ったりすることはありません。

世界的にはカッパドキアが圧倒的に有名ですが、ここキャンドバンも素晴らしい場所です。

ここを是非ご紹介したかったのです!

 

 

次回からは少しテヘランの街中を見てみたいと思います。