大建工業は6月27日、東京都千代田区の「DAIKEN秋葉原ショールーム」において生活者向けイベント「リフォーム製品セミナー&体験会」を開催する。
福祉住環境コーディネーターの資格を持つテクニカルアドバイザーが講師となって、長く安心して暮らせるバリアフリーリフォームや、介護保険活用のポイントなど「備えるリモデル」について解説。
また、滑りにくい床材、車イスで開閉できるトイレドア「ひきドア」、自分に合った手すりの高さなど様々な製品の機能・性能を確かめたり、高齢期の擬似体験などができる。参加無料で、事前申し込みが必要。
場所:東京都千代田区外神田3−12−8住友不動産秋葉原ビル3F
開催日時:6月27日
(1回目)10:30~12:00(2回目)14:00~15:30
申し込み:TEL03−6271−7600
新築依存体質から脱却 リフォーム・高齢者市場の開拓が不可欠 建材・設備業界の20…
北陸リビング社(石川県能美市)は6月21日、東京都内で首都圏の中高齢者を対象に、移住や「マルチハビテーション」(複数の住居に住むこと)をテーマにしたセミナーを開催した。5組が参加した。
同社は石川県内を中心に国産材を使ったログハウスなどを展開するビルダー。今回のセミナーは、一般社団法人移住・すみかえ支援機構や住宅アカデメイア、長野県原村などと協力して開催した。移住をテーマにした一般向けのセミナーは同社にとって初めての試みという。
基調講演では、移住・すみかえ支援機構の斉藤道生副代表理事がリタイア後のセカンドライフのあり方のひとつとして移住の提案を行った。その際、同機構の「マイホーム借上げ制度」を使って自宅を賃貸に出して収益化する方法を紹介した。
住宅アカデメイアの西沢和浩氏は、建てたセカンドハウスをレンタルに出して収入を得ながら、負担を抑えて取得する方法を紹介。自社で進める長野県でのマルチハビテーション向け分譲地開発についても説明した。
同様のセミナーを7月18日に金沢市でも開催する。
リフォーム・リノベーション業界に対応するパース画と説得力のある提案書を作成できる人材を育成する目的で、今年2月に「SpaceDesigner(スペースデザイナー)検定試験」がスタート。
コンピュータ教育振興協会(東京都港区)はこの職種の認知度を上げるため6月17日〜7月17日、同検定試験の公式キャラクターの名称を募集するキャンペーンを開催する。採用者には3万円分の商品券がおくられる。
詳細・応募はコチラから。
公式キャラクターのプロフィールは次のとおり。
・性別:女の子
・生年月日:2015年2月4日
・職業:SpaceDesigner
・使命:SpaceDesignerという職種をみんなに知ってもらうこと
・性格:明るくおしゃべり好き
・好きなこと:インテリアショップめぐり、友達とおしゃれ空間でチーズパーティ
建築家ネットワークを運営するアーキテクツ・スタジオ・ジャパン(=ASJ、東京都港区)は、住宅積算システム「COSNAVI」を使って、間取りの希望と建築家が過去手がけた物件のデザインを選択するだけで瞬時に見積書を作成できる機能を開発した。今夏開催するイベントで体験版を公開する。
また、ASJが窓口となって推奨商材を直接購入することで、仕入れコストを削減する「ASJ推奨仕様(PACKAGE2015)」を予算別に設定。この仕様を選択すれば、施主の予算に応じた見積書を瞬時に作成することができる。
図面を作成してから見積もりをする、というこれまでの順番を逆転。あらかじめ提示した予算内で建設できる仕様を選んだうえで建築家にプラニングを依頼できるため、予算オーバーによる失注を防げるとする。
今夏開催するイベントで体験版を公開するという。
木造注文住宅を手がけるアキュラホーム(東京都新宿区)は今年5月、ベトナムの日本語学校の生徒を対象とした奨学金制度を創設した。同国のダナンにある「タン日本語学校」の小学生から大学生までの生徒を対象とする。初年度となる今年度は、書類審査を経て20名(10歳〜19歳の男女)に奨学金を支給した。
同社は多くのベトナム人に日本語を学ぶ機会を提供することで、日本に興味を持ち日本で働きたい意向を持つベトナム人学生を応援していく考え。これまで、海外から優秀な人財の受け入れを積極的に行なっており、昨年12月には外国人技能実習生としてベトナム人8名を採用。今年度は外国人の新卒新入社員の受け入れを行い、ベトナム国籍の新入社員6名が入社するなど、働く機会を提供している。
測量機器メーカーのライカ ジオシステムズ(東京都文京区)は、3次元座標情報を使って2点の距離測定や測定結果のDXF出力が可能なレーザー距離計「Leica DISTO S910」と無線LAN接続で使える無償ソフトを発表する。
新ソフト「Leica DISTO transfer5.02」は、CADシステム(AutoCAD/BricsCAD)に対応。エクセルへの3次元座標データ出力が可能になるほか、測定値をCADにリアルタイムで転送することができる。これにより、測定結果を3次元で確認しながら、同時に図面を完成させることが可能に。
日本銀行は6月19日に公表した金融市場調節方針の決定にあたり、「住宅投資も持ち直しつつある」との見解を示した。個人消費も底堅く推移しているとした。
中古マンションのリノベーションを手がけるリビタ(東京都渋谷区)は6月19日、一棟丸ごとリノベーションマンションとして元企業社宅を再生させた「リアージュつくば春日」内に、MUJI HOUSE(東京都豊島区)とともに考えたコンセプトルームの公開を開始した。「不動産」と「プロダクト」の垣根を越えたコラボレーションから生まれた新たな住まいの提案「MUJI INFILL 0 リアージュつくば春日」プロジェクトの一部を写真で紹介する。
「MUJI INFILL 0(ムジインフィルゼロ)」とは、無印良品が提案するリノベーションの原点。「完成品ではない、これからの生活に合わせて変え続けられる家」。「目に見えない構造やインフラなど必要なものは整え、内装はつくり込みすぎず、住まい手が編集する余白を残した住まい」。住まい手の未来は「自由に描けるキャンバス」ということ。
約100m2のワンルーム。想定は夫婦2人の生活。「その時々に必要なパーツやアイテムを少しずつ足していき、自分で家に手を加えることで共に成長していく」。そのうちに子供が増えたら、子供のためのスペースを作る。
バスルームとバルコニーがサンルームで繋がる。バスルームにはガラス窓がついていて、バルコニーから見える緑が楽しめる。
玄関には広々とした土間。子供ができたらベビーカーや三輪車もしまえるように。
玄関を入ると目の前にキッチンという大胆なレイアウト。キッチンにはMUJIグッズが勢ぞろい。
ちなみに、「リアージュつくば春日」の地下には共用のDIYルーム、スタディルーム、キッズルーム、ストレージもある。中庭には菜園もあり緑に囲まれている。住まい手が自分で作業することで、家に愛着を持ってもらうための工夫が各所に施されている。
一般社団法人日本木造住宅産業協会(東京都港区)は、10月10日の「木造住宅の日」にちなんだイベントとして、小学生を対象に「第18回木の家・こんな家に住みたい作文コンクール」を実施する。10月の住生活月間に合わせて、同協会で制定しているもの。
同コンクールは低学年の部と高学年の部があり、応募締切は9月4日。参加賞は「かわくと木になるエコねんど」。詳細はホームページで。