19 6月 2015
リビタ、MUJI HOUSEとコラボで新たな住まい提案
中古マンションのリノベーションを手がけるリビタ(東京都渋谷区)は6月19日、一棟丸ごとリノベーションマンションとして元企業社宅を再生させた「リアージュつくば春日」内に、MUJI HOUSE(東京都豊島区)とともに考えたコンセプトルームの公開を開始した。「不動産」と「プロダクト」の垣根を越えたコラボレーションから生まれた新たな住まいの提案「MUJI INFILL 0 リアージュつくば春日」プロジェクトの一部を写真で紹介する。
「MUJI INFILL 0(ムジインフィルゼロ)」とは、無印良品が提案するリノベーションの原点。「完成品ではない、これからの生活に合わせて変え続けられる家」。「目に見えない構造やインフラなど必要なものは整え、内装はつくり込みすぎず、住まい手が編集する余白を残した住まい」。住まい手の未来は「自由に描けるキャンバス」ということ。
約100m2のワンルーム。想定は夫婦2人の生活。「その時々に必要なパーツやアイテムを少しずつ足していき、自分で家に手を加えることで共に成長していく」。そのうちに子供が増えたら、子供のためのスペースを作る。
バスルームとバルコニーがサンルームで繋がる。バスルームにはガラス窓がついていて、バルコニーから見える緑が楽しめる。
玄関には広々とした土間。子供ができたらベビーカーや三輪車もしまえるように。
玄関を入ると目の前にキッチンという大胆なレイアウト。キッチンにはMUJIグッズが勢ぞろい。
ちなみに、「リアージュつくば春日」の地下には共用のDIYルーム、スタディルーム、キッズルーム、ストレージもある。中庭には菜園もあり緑に囲まれている。住まい手が自分で作業することで、家に愛着を持ってもらうための工夫が各所に施されている。