LIXIL(東京都千代田区)は、1日で工事が完了する(1デイリフォーム)が好評のリフォーム玄関ドア「リシェントII」のプロモーション強化の一環として、高画質で鮮明な4K高精細技術を搭載したプロジェクターによる原寸大シミュレーションを導入した。今後、半年から1年掛けて全国のショールームなどに配備する。
リフォーム玄関ドア「リシェントII」は6月1日の発売以降、従前の商品比5割増という順調な販売を続けている。同社ではこの提案力をさらに強化し一層の需要喚起を図るため、「リフォーム後の玄関を具体的にイメージする」ことで、イメージどおりのリフォームを実現してもらうのがねらい。
利用法は簡単。自宅玄関の撮影を行い、スマートフォンで専用アプリからデザイン集を呼び出し自宅画像に合成してシミュレーションする。デザインだけでなくハンドルや好みの外壁も組み合わせることができる。
メガソフト(大阪市)は、建築業界で働く人が仕事で活用できるCAD・CG・建築見積ソフトから、3Dプリンタ・住宅模型作成サービス・建築専門誌・書籍までを独自の視点で厳選したオンラインセレクトショップ「建プロショップ」を9月16日にオープンした。
同ショップでは、商品毎に説明ページを設け、一部の商品は独自の取材によるユーザー事例や活用術も掲載。オープン時の取り扱い商品は79点12社。今後「建築のプロを満足させる商品」をキーワードに商品数を増やすとともに、メーカーと共同で同ショップのオリジナル製品の企画・販売も進めていく。
LIXIL住宅研究所(東京都江東区)は10月16日、新建新聞社とのコラボレーションで消費税増税後の縮小する市場への対応などを考えるセミナーを大阪市内で開催する。
講師は、新建新聞社代表取締役の三浦祐成氏と東京工業大学ソリューション研究機構特任教授の金谷年展氏が務める。三浦氏の講演テーマは「これからの“住宅市場のチャンス”はここにある!~高性能住宅・ロングライフ・コミュニティの可能性~」。金谷氏は「安倍政権の今後の施策で住宅マーケット・業界はどうなるのか?〜政権が推進する国土強靭化政策・エネルギー自由化の影響〜」として解説する。
開催日時は10月16日の13時30分~17時(受付開始13時)。会場は、グランフロント大阪ナレッジキャピタル(大阪市北区大深町3−1グランフロント大阪タワーB10階)。参加費は1人5000円。定員70名、1社2名まで参加可能。同セミナーの詳細と申し込みはこちら。
国土交通省は9月16日、今年7月1日時点の地価動向調査の結果を公表した。全国平均の住宅地は依然として下落をしているものの下落幅は縮小傾向が続いている。地方中枢都市(札幌市、仙台市、広島市、福岡市)の住宅地は、上昇地点の割合が増加し、7割弱の地点が上昇。平均変動率は3年連続上昇しており、上昇幅も昨年より拡大している。三大都市圏の住宅地は、東京圏・名古屋圏で小幅な上昇を続けている。
上昇地点数の割合をみると、三大都市圏では、住宅地の4割以上の地点が上昇した一方、地方圏の住宅地は上昇・横ばい地点が増加してはいるが、依然として7割以上の地点が下落している。
調査地点数は2万1731地点(うち宅地2万1224地点、林地507地点)。
国土交通省は9月16日、新しい技術の開発を支援する「住宅・建築物技術高度化事業」の採択提案を公表した。環境対策や健康向上に資する技術開発7件、ストック活用、長寿命化対策に資する技術開発4件、防災性向上や安全対策に資する技術開発12件の計23件が選ばれた。
環境対策や健康向上に資する技術開発では、モルタルによる断熱工法や高機能フィルムを用いたガラス複合体の開発・評価、木製クワトロサッシの開発とローコストエコハウスへの適応技術開発などが選ばれた。
ストック活用、長寿命化対策に資する技術開発では、木造陸屋根及び木造ルーフバルコニーにおける耐久性向上のための技術開発などが選ばれた。
防災性向上や安全対策に資する技術開発では、間伐材を活用した倒壊防止型1部屋耐震補強工法や住宅用基礎梁の開口部補強構造に関する技術開発などが選ばれた。
国土交通省はこのほど、2015年都道府県地価調査(基準地価)をまとめた。全国平均は住宅地・商業地共に依然として下落基調だが、下落幅の縮小傾向は続いている。
住宅地の全国平均は1.0%下落(2014年は1.2%下落)で、前年に引き続き下落幅が縮小。三大都市圏平均は0.4%上昇(同0.5%上昇)だった。
商業地の全国平均は0.5%下落(同1.1%下落)で、こちらも下落幅が縮小した。三大都市圏平均は2.3%上昇(同1.7%上昇)。3年連続の上昇となり、総じて上昇基調を強めている。
JR北海道とJR東日本は9月16日、北海道新幹線を来年の3月26日に開業すると発表した。
運行するのは、新青森駅から新函館北斗駅までの149キロ。運行本数は1日13往復、東京駅まで直結するのはこのうち10本となる。東京駅から函館北斗までの最短所要時間については4時間前後で調整中。
なお、北海道新幹線の開業に伴い、寝台特急カシオペア(上野~札幌間)、急行はまなす(青森~札幌間)などが運転取りやめとなる。
マンション管理センターは11月4日、東京都文京区のすまい・るホールで創立30周年記念シンポジウムを開催する。参加申し込みは9月24日から受け付ける。
基調講演として大月敏雄東京大教授と、鎌野邦樹早稲田大教授が講演する。また、「これからのマンションとその管理を考える」をテーマにパネルディスカッションを行う。パネラーは基調講演の講演者と小林秀樹千葉大教授。モデレーターは齊藤広子横浜市立大教授。
時間は午後1時30分から午後4時30分。参加費は無料。定員は270人。申し込みは同センターホームページから(http://www.mankan.or.jp/30shunen/write.aspx)。 問い合わせは同センター企画部、電話03(3222)1518。
小田急不動産とコスモスイニシアは共同で、1棟丸ごとリノベーションプロジェクト「リノグラン東林間」(神奈川県相模原市南区)を分譲中だ。東側の「ブライト棟」は既に完売し、このほど西側「アリーナ棟」の販売を開始した。
小田急江ノ島線東林間駅から徒歩2分、小田急線相模大野駅から徒歩15分の立地。
総戸数20戸のアリーナ棟は、賃貸入居中の6戸を除いた14戸をまず販売する。80平方メートル超・3LDKタイプで3398万円。平均坪単価は150万円強。購入者は、モデルルームプランを基に専門スタッフと設計変更を実施する。
賃貸不動産経営管理士協議会主催の「賃貸不動産経営管理士試験」が、11月15日に実施される。前年度は4367人が申し込み、4188人が受験(合格者数は3219人)。今回は申し込みベースで前年度を上回っており、同協議会では5000人を目標としている。
試験会場は札幌、東京、沖縄など全国11会場。受験料は1万2960円(税込)。受験要件はない。申し込み締め切りは9月末。問い合わせは同協議会、電話04(7170)5520まで。