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INTERIOR WEB NEWS


4月訪日外国人、月間過去最多を更新 イースター休暇などで増加

4月訪日外国人、月間過去最多を更新 イースター休暇などで増加

 日本政府観光局は5月20日、4月の訪日外国人旅行者数を発表した。それによると、4月に訪日した外国人旅行者は176万4700人で前年同月比43.3%増となり、27カ月連続増だった。また、月間過去最多旅行者数を更新した。
 訪日外国人の多い国・地域を見てみると、1位が中国で40万5800人、2位が台湾で33万5100人、3位が韓国で30万4600人、以下、香港、タイ、米国などとなっている。
 円安効果に加え、中国などでは、大型クルーズ船による観光客が増加。また、イースター休暇(4月3日から7日当たり)と桜シーズンが重なったため、訪日外国人旅行者の数が増えた。今後も順調に推移すると見られる。


残り22棟も震度7で倒壊せず 東洋ゴム調査

残り22棟も震度7で倒壊せず 東洋ゴム調査

 東洋ゴム工業は5月20日、免震改ざんを行った当初の55棟以外の物件で大臣認定性能評価基準に適合しない製品を納入し、対応が必要な99棟の建築物のうち、竣工時期が古い建築物や欠損データのある建築物のため、検証に時間が掛かっていた22棟について構造安全性の検証を終了し、震度7の地震でも倒壊しないと発表した。同日、国土交通省にも報告を行った。

 同省は、第三者機関に構造安全性の検証結果について、評価を依頼。不適切な処理は見当たらず、安全性を確認した。


住宅環境性能を評価する「むくむく環境ラベル認定」がスタート

住宅環境性能を評価する「むくむく環境ラベル認定」がスタート

 一般社団法人環境循環型住宅推進協議会(神奈川県川崎市)は、住宅の環境性能を評価する新制度「むくむく環境ラベル認定」を発表し、運用を開始した。
 同認定制度は、スウェーデンの「SWANラベル」の基準、国交省の建築環境総合性能評価システム「CASBEE」やEUの有害化学物質規制「REACH」の基準を採用。「地球1個分の家づくり」を理念とし、「地下資源よりも地上資源」「自然に還すことができる以上に摂取しない」「数値目標のある家づくり」といった独自のルールに則り、さらに詳細な評価項目を設定している。
 環境循環型住宅ブランド「むくむくはうす」の共通指標とすることで、2020年までに年間100件の「むくむくはうす」認定住宅の誕生を目指すとしている。


軽量木材「バルサ」を活用した木製防火戸を発売

軽量木材「バルサ」を活用した木製防火戸を発売

 住友林業クレスト(愛知県名古屋市)は、世界一軽い木材と言われる「バルサ」を活用した「オリジナル木製防火戸」の本格販売を始める。都市部の3・4階建てや、病院併設住宅などのニーズに応えるねらいで、同社と住友林業・筑波研究所が中心となって開発した。
 バルサは柔らかい材であるため、建築分野では釘やビスがきかないなどの課題も多かったが、新商品はその軽さに着目。LVLの芯組にバルサ材を充填、鉄芯で補強することで、軽量化と遮炎性能の向上を実現した。重さは約25kgと、従来製品よりも約35%軽いため、運搬や施工、開閉が容易。
 また、厚みを通常の防火戸よりも約10%薄い36ミリとしたことで、一般扉との統一性がはかれる。
 販売価格は1セット約15万円~。従来製品と比べ20%のコストダウンに成功した。


歪んだ完全失業率

歪んだ完全失業率

 【中部支局】総務省統計局による労働力調査が今月(3月分)も発表された。それによると完全失業者は228万人。前年同月に比べて18万人減で、58カ月連続の減少。さらに完全失業率は3・…


じっくり調理の鋳物ホーロー鍋で暮らしの豊かさ提案

じっくり調理の鋳物ホーロー鍋で暮らしの豊かさ提案

 世界3大デザイン賞のひとつである「iFデザイン賞」を受賞した日本発の鋳物ホーロー鍋「コトコト」が、6月1日に発売される。
 開発メーカーは、圧力鍋「ゼロ活力なべ」で知られるアサヒ軽金属工業(大阪府大阪市)。
 「シンプルを愛するコト。ゆっくりを楽しむコト。」をコンセプトに、じっくり時間をかけて調理する暮らしの豊かさを提案する。
 分厚い鉄鋳物にガラス質を焼きつけた鋳鉄ホーローは、耐食性、熱伝導性、蓄熱性にすぐれる。丸型の形状が内部の蒸気を循環させ、フタの内側にある突起が蒸気を水滴にしてうまみや栄養素を食材に閉じ込めるという。
 容量3.4L。2万円。


建設会社マッチングプラットフォーム「ツクリンク」、スマホアプリの提供を開始

建設会社マッチングプラットフォーム「ツクリンク」、スマホアプリの提供を開始

 ハンズシェア(東京都渋谷区)が運営する、建設会社マッチングプラットフォーム「ツクリンク」が、アンドロイド版スマートフォンアプリの提供を開始した。
 同サービスの運営開始から2年が経過し、スマートフォンからのアクセスも着実に増え、スマートフォンアプリに対するニーズが高まっていたことから、今回のリリースに至った。同アプリでは、ログイン操作が簡略化され、プッシュ通知による新着情報の確認が可能。今後は、iOS用アプリの提供も予定している。


オーガニックハウス、オリジナル工法の実大耐震実験を6月に実施

オーガニックハウス、オリジナル工法の実大耐震実験を6月に実施

 米国フランク・ロイド・ライト財団のライセンスを日本で独占的に展開するフランチャイズチェーン「オーガニックハウス」本部を運営する日本オーガニックアーキテクチャー(名古屋市、石原成社長)はこのほど、同社のオリジナル工法であるFG-F工法による実物大の構造躯体を用いて振動実験を行うと発表した。
 同社はデザイン性の高さを特徴として高価格帯でブランド展開している。大開口などを実現するための自社のオリジナル木造工法としてFG-F工法を開発。今回、実物大検証モデルで振動実験を行ない、万一の大地震を想定した耐震性能を検証したいとしている。実験は大橋好光・東京都市大学教授の監修のもと、国立研究開発法人防災科学技術研究所(茨城県つくば市)で6月24日に行われる。
 「オーガニックハウス」の加盟店数は現在、全国79店。


車いす用の昇降機の一部で強度不足

車いす用の昇降機の一部で強度不足

 介護・福祉機器のいうら(愛媛県東温市)は5月20日、同社が製造・販売した車いす用の昇降機の一部で、強度が不足していたことが判明したと発表した。大臣認定を受けた仕様よりも弱い鋼材を使ったため。
 対象台数は2台で、うち1台は施工中。既に仕様どおりの部材に交換したという。
 他にも認定の仕様と異なる製品があったが、必要な強度は満たしているという。


ドイツ・スイスエコバウ建築ツアーの参加者を募集

ドイツ・スイスエコバウ建築ツアーの参加者を募集

 エコバウ建築ツアー実行委員会(事務局:イケダコーポレーション、大阪府大阪市)は9月13〜21日、ドイツとスイスの持続可能なエコ建築をめぐる「ドイツ・スイスエコバウ建築ツアー2015」を開催。参加者を募集している。
 「エコバウ建築ツアー」は今年で19回目。ミュンヘンからスタートしチューリッヒへと移動する。全行程においてエコ建築家のホルガー・ケーニッヒ氏がコーディネーターを務める。
 ドイツでは、木造のパッシブソーラーハウスやオフィスビル、戸建て住宅展示場などを視察。スイスでは、環境ジャーナリストの滝川薫氏が加わり、スイス漆喰の施工物件、ミネルギー・P・エコ住宅の木造三世帯住宅や集合住宅、改修物件などをめぐる。
詳細・申し込みはコチラから。問い合わせはTEL06・6452・9377まで。
 



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