ソニー不動産は、リフォーム商品を販売するAmazon(アマゾン)のウェブサイト「リフォームストア」で住宅向けリフォームのパッケージ商品を販売する。
「リフォームストア」は、アマゾンが6月末に開設したリフォーム商品販売サイト。積水ハウスGや大和ハウスリフォーム、ダスキンが既にサイトへの出品を明らかにしている。ソニー不動産では、キッチンや洗面台、トイレなどのリフォーム商品を対象に、設備や工事費などをパッケージで提供。キッチンのリフォームの場合は設備の設置、水道やガスの配管工事までを含めた価格となる。
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)がまとめた2015年6月の首都圏流通動向によると、中古マンションの成約件数は3114件で、前年同月比プラス10.7%だった。3カ月連続の増加となった。中古戸建ても、成約件数が3カ月連続増。成約価格もプラス4.4%増と8カ月連続で上昇した。
三鬼商事はこのほど、東京都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)のオフィスビル市況(6月)を発表した。平均空室率は5.12%で前月比0.05ポイント低下した。既存ビルの大型空室に成約の動きが見られたが、統合に伴う大型解約があったため、この1カ月に減少した空室面積は約4200坪にとどまった。
5区の平均賃料(坪当たり)は1万7401円で、前年同月比4.7%増、前月比0.47%増だった。依然として小幅な上昇となっている。
政府は、今年12月に仏・パリで開催される「COP21」(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)に向けて、2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度比で26%削減する目標を掲げている。この達成に向けて、省エネ・低炭素のための製品・サービス・行動を選ぶ国民運動「COOL CHOICE(クールチョイス)」を7月1日からスタートした。
クールチョイスはたとえば、エコ住宅を建てる、エコ家電やエコカーを買う、公共交通機関を使う、クールビス・ウォームビスを実践するなど、身近な生活のなかで未来のためにいまできる「賢い選択」を促す運動。
この普及啓発をめざして環境省は7月17日〜8月9日、東京・渋谷で体験型イベント「COOL CHOICE CITY(クールチョイスシティ)」を開催する。
会場は、住宅展示場の「TBSハウジング渋谷 東京ホームズコレクション」(渋谷区神宮前5−53−7)。
エコ住宅やエコ家電の展示のほか、クールビスやクルーシェア、うちエコ診断など温暖化対策に資するアクションに関する展示やツールを配布する。また、7月17〜20日の期間限定で自動車メーカー8社によるエコカーの展示を行う。
ブーステントでは、リサイクル・リユースをテーマにしたマーケットやワークショップ、地産地消・オーガニックをテーマにしたフード・手づくり品の販売なども。
参加企業は、旭化成ホームズ、ウィズ・ワン、kobori研築工房、住友不動産、住友林業、積水ハウス、大和ハウス工業、東急ホームズ、パナホーム、ミサワホーム東京、三井ホーム、三菱地所ホーム、YAZAWA LUMBER。
ハウジング・トリビューンVol.497(2015年13号)発売…
WASC(ワスク)基礎地盤研究所(大阪府茨木市)は、木造戸建て住宅が液状化により傾いてしまった際に容易に修復できる「モードセルアンカーボルト」を開発。7月から首都圏、東海圏、近畿圏で販売している。
東日本大震災での液状化被害が約2万7000棟にのぼったことを受けて、同社は地盤調査で液状化の可能性が推定される地盤については地震時にはある程度の不同沈下は避けられないと判断。この前提のもと、液状化被害を防ごうとするのではなく、被害が発生した際に土台をジャッキアップで水平にできる機能を新築時に組み込むことを考えた。
新商品は、基礎と土台を緊結するアンカーボルトを可動式ナットにより長さ調整できるようにしたもの。最大20cmの沈下まで対応する。
不同沈下発生時にはジャッキをセットし、可動ナットを緩めることで、基礎・鉄筋・アンカーボルトを切断せずに「土台揚げ」を行うことができる。
修復作業は床下から行うため、狭小地にも対応する。
「塩系インテリア」という男前インテリアの中でも、すっきりとシンプルにコーディネートしたスタイルが注目を集めています。そして、それが少し進化したのが、「ごま塩系インテリア」。iemoでは、「ごま塩系インテリア」とはどんなインテリアスタイルか、またコーディネートのコツについて掲載した記事がちょっと注目されています。
続きは、http://iemo.jp/36309で。
※「iemo(イエモ)」は、住まいやインテリア、ライフスタイルにこだわりを持つ人たちが、アイデアやコツ、ノウハウなどを分かちあうキュレーションメディア。「新建ハウジング」では、「iemo」で読まれている記事動向から、生活者が関心を持つコトやモノを紹介します。
一般社団法人HEAD研究会(東京都千代田区)は、2015年度連続シンポジウム第1回として、「『スモールコミュニティ』の先をつくる-フィルターバブルから考える、スモールコミュニティの限界と可能性-」を8月3日に開催する。
ITを通して、好きな人、好きなものとつながる「スモールコミュニティ」。その小さなコミュニティと社会、オンライン世界とオフライン世界をつなぐために必要なものは何かを考える。
参加費用は、一般3800円(HEAD研究会会員2800円)、学生1800円(HEAD研究会会員2800円)で軽食とドリンクつき。
詳細はホームページで。
パナソニック(大阪府門真市)エコソリューションズ社は、HEMS対応の住宅分電盤「スマートコスモ」を求めやすい価格に改定。9月21日から提供を始める。
電力小売り自由化やネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)の普及を見据えて、HEMS対応分電盤の増産を決めた。現在2万4000台/年の生産能力を2016年度には36万台/まで増やし、2030年には総世帯数の約2割(700万世帯)にこの「スマートコスモ」を設置したい考え。
また同社は今後、住まい手に家じゅうのエネルギーをコントロールすることで節電効果や快適性が上がることをわかりやすくアピールするため、太陽光発電システム、創蓄連携システム、スマートHEMS(スマートコスモ、AiSEG)をパッケージ化して提案していく。
価格は2万4100〜18万8000円。現行よりもAiSEG通信型で1万1700円、レディ型で1万2000円値下げし、HEMS非対応の分電盤と同程度とすることで普及を進める。