芝浦工業大学(東京都江東区)の学生団体「空き家改修プロジェクト」は、静岡県賀茂郡東伊豆町稲取の住宅地にある地元消防団「第六分団」の跡地をシェアキッチン「ダイロクキッチン」へと改修するため、8月6日~8日、8月27日~9月4日(予定)の日程で作業を行う。同期間に集中的に作業を行い、9月中の竣工を目指す。
「ダイロクキッチン」は、地域住民、観光客、学生など、この地を訪れるひとびとを「食」でつなぐシェアキッチン。1階部分には地場産野菜を栽培するデッキを設け、その場でまちの「食」を提供することができるなど、キッチンを中心としたアクティビティがまちへと広がっていくための拠点づくりを目指す。
「空き家改修プロジェクト」は、全国的に増加している空き家問題を解決し、まちの活性化を目指す建築系を専攻する10人のメンバーからなる。昨年度は東伊豆町稲取の住宅地にある空き家を地域のコミュニティスペースへと改修。この活動が東伊豆町からも高く評価され、今年度は町からの補助金を得て、新たな場所の改修を行うこととなった。
今後は協賛企業を募りながら、運用方法の検討などを同時に進める。学生発の取り組みが、全国的に抱える空き家の問題を解決するためのモデルとして広がることを目指す。
自然エネルギー関連事業を展開するネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ヶ根市)は8月5日、バッテリーなしで使用するオフグリッド(独立蓄電型)太陽光発電システム「Solacon」を発売すると発表した。同社製単結晶の155Wの太陽光パネル(製品保証3年)と日本製DC/AC正弦波インバータ(製品保証2年)のセットが基本システム。太陽光の当たる場所に設置して、太陽光パネルからのケーブルをインバータへ差し込むだけで、すぐに電気を使う事ができる。
工場、小屋、農業用ハウスなどの換気扇、ミストファン、小型工具充電や、住宅における昼間の照明、扇風機などに使用できるほか、固定せずに使用した場合には、災害時の緊急用電源(医療機器は除く)として避難場所へ持ち出して使用することも可能。
雨天等の悪天候の際には、別売りの商用電源への自動切替器「NR-PC1000」を取り付けることで自動的に商用電源(電力会社線)へ電源ライン切替を行い、100V電化製品の継続使用が可能になる。また、太陽光パネルを並列で増設させることもできる。今後は、海外向け220Vタイプの発売を予定。
サンエー(神奈川県横須賀市)は、空き家管理サービスを提供する「空き家の相談窓口」を7月27日から開始した。
同サービスは、監視カメラを取り付けることで、空き家オーナーは、低コストでスマホやタブレットからリアルタイムでの遠隔監視が可能。
初期費用は監視カメラ代、設置工事費、看板設置費用を含み4万5000円。月額費用は500円。
カネシン(東京都葛飾区)は8月17日、軽量かつコンパクトな10kN用接合金物「スリムヘビー10」「スリムヘビー10合板タイプ」の2種類を発売する。
柱と土台、柱と横架材の接合に使用するもの。従来品よりも横架材側のビス穴位置を柱面から離すことで、工具が柱に当たりにくくまっすぐ打てるように改良。さらに、本体板厚を2.3ミリに薄型化したことで、約50%軽量化した。
合板タイプは、30ミリの枠材仕様にも対応する。
【東京支社】帽子が復活している。昨夏もそれなりに帽子を見掛けたが、今夏はメンズを含めてその傾向が強まっているようだ。意識して見ているからなおさらそう感じるのかもしれな…
レオパレス21(東京都中野区)はベトナム社会主義共和国政府と日本政府が推進している外国人技能実習制度に協力し、このほど同制度活用による第1陣として、ベトナムおよび日本にて語学研修、実技研修を受けたベトナム技能実習生18名の協力工務店への配属を行った。
今回の技能実習生は、母国ベトナムでの通常の研修カリキュラムに加え、同社のサポートによる建築に関する基礎知識、専門用語の特別研修を受けた上で6月29日に来日。1ヶ月間の日本語研修を経て、7月30日から雇用先である同社の協力工務店に配属された。
7月29日、30日には同社本社を訪れ、アパートのショールーム見学等の後、同社の湘南人材開発センターにて催された歓迎セレモニー・配属セレモニーに参加。受け入れ工務店からの温かい歓迎を受けた。
同社は今後もベトナム技能実習生の受け入れサポートを継続し、来日後もメンタルケアや技術指導を行いながら、引き続き第2弾、第3弾と取り組みを拡大する。
国境なき医師団日本(東京都新宿区)は6月24日~26日の3日間、50歳~79歳の男女を対象に「遺贈に関する意識調査2015」をインターネットリサーチし、このほど1000名の有効サンプルの集計結果を公開した。それによると「社会の役に立てるために、自分の遺産(の一部)を寄付(=遺贈)したいと思うか」との質問に対して、4人に1人が「前向きに検討」していることが分かった。
また、生活実態と老後の不安に関する質問では、50代~70代の1割が独身であり、女性の6人に1人がひとり親である実態が明らかになった。「老後の生活について、不安を感じること」についての質問は、「体の不自由」(60.9%)、「大きな病気、怪我」(60.3%)、「認知症」(59.4%)が上位だった。サービス付き高齢者住宅の利用については、「既に利用している」が0.3%、「老後は利用したい」が40.8%だった。
同調査の詳細はこちら。
住宅ローンに特化したフィンテック企業(IT技術を使った新たな金融サービスを手がける企業)であるMFS(東京都千代田区)はこのほど、住宅ローン借換アプリ「モゲチェック」をiOS版・Android版共に正式版としてリリースした。
「モゲチェック」は、家計にインパクトのある住宅ローンをスムーズに見直すことを目的としたアプリ。全国120行1000本以上の住宅ローンランキングの中から自身の借入額や金利タイプを分析し、最もお得な住宅ローンを選ぶことができる。今年6月から「Androidβ版モゲチェック」の運用を開始しており、1000名以上に活用されている。
「正式版」では、金融機関がランキングに住宅ローン申込ページへのリンクを設置できる機能が備わったことから、利用者がランキングからそのまま借換申し込みできるようになった。
同アプリのダウンロードはこちら。
アキュラホーム(東京都新宿区)は、8月22日からさいたま新都心展示場のモデルハウスで、感情認識機能を持った人型ロボット「Pepper」を「採用」し常駐させる。
導入当初は夏のインターンシップの一環としての採用し、週末のシフトで客の呼び込みや子供への対応など接客スタッフとして働く。9月5日からは、ほぼ常駐シフトする予定。同社の3月や4月に行われたユーザー向けイベントで、開会の挨拶やプレゼンターとして使用したところ、来場者から好評だったことから、今回の動きとなった。
同社では、日本は少子高齢化や労働人口減少等の社会問題に直面していることから、ロボットの採用で問題解決に貢献していきたいとしている。
三協立山(富山県高岡市)三協アルミ社は、8月1日に同社の本社近隣の小学生を対象とした「なつやすみ親子工作教室」を開催した。
同社では昨年6月より「ドラえもん」を起用した宣伝・販促施策をスタートしたのを機に発足した、女性推進WGによる取り組みの一つ。
宿題応援イベントとして昨年初めて催し、「来年も是非開催して欲しい」との要望が多かったことから、地域貢献の一環として実施したもの。午前の部・午後の部合せて約100組の親子が参加し、木の実や枝など自然の材料を使った工作に挑戦した。
参加者はできあがった作品と共にショウルーム内の「どこでもドア」の前での記念撮影も行なった。