オートデスク(東京都中央区)は9月1日、ジオプラン(東京都文京区)のBIMアプリケーション「Autodesk Revit MEP2015」向けの設備ファミリ726点の無償提供を始めた。
今回リリースするのは、ジオプランが開発した「GP拡張ファミリ2015」で、配管部品、空調・換気設備、衛生設備、ダクト、タンク、ポンプなどを多数用意。機器には接続点情報が設定されており、正確な経路を作図できる。2D/3Dに対応する。
サブスクリプション契約者はコチラからダウンロード可能。
講談社のウェブマガジン「ミモレ」にML編集長下田が連載するコラム、「インテリアの小さなアイデア」の先週掲載分をまとめて紹介!
8/23
ささやかな食卓の約束ごと
続きは→ http://mi-mollet.com/articles/-/2356
8/25
本を「ブックエンド」に
続きは→ http://mi-mollet.com/articles/-/2357
8/26
「見せない」工夫
続きは→ http://mi-mollet.com/articles/-/2406
8/27
自分のいちばんよい器を
続きは→ http://mi-mollet.com/articles/-/2407
8/29
シャワーブースに椅子を
続きは→ http://mi-mollet.com/articles/-/2444
9月1日は防災の日。1923年9月1日に発生した関東大震災にちなみ、この日を防災の日と定めました。記憶に新しい東日本大震災をはじめ、日本は様々な自然災害を経験し、その度に大勢の方々が被害に遭っています。
インテリア・エクステリアと調和するエアコン
天井に埋め込む。室外機1台で複数の部屋をまかなう。
「空調をデザイン」することが暮らしの楽しさ、豊かさにつながる。そんな価値観が生まれつつある。
ダイキンのハウジングエアコン・マルチエアコン
1台の室外機で2~5室の空調が可能。天井埋込カセット形のほか、床置形、壁埋込型などデザイン性の高い6種類のバリエーション
タツミプランニング(神奈川県横浜市)は、年間500 棟もの新築住宅を手がける“ 行列ができる工務店”。「デザインラボ」と呼ぶ19人のデザイン専属チームをもち、1人の住まい手のために「デザインとライフスタイルの探求」を惜しみなく行う。そんな同社にとって、エアコンは単なる冷暖房設備ではないという。デザインラボを統括する三浦将之さんに話をうかがった。
タツミプランニング
DesignLabo 次長
三浦将之さん
顧客の「ライフスタイルをカタチにするのが得意な会社」のデザインを統括。古いものと新しいもの、時間と空間を融合する「CLASH MODERN(クラッシュモダン)」を提案している
壁をデザインする
「デザインは〝壁〟がすべて」だと三浦さんは言う。
この日訪れた「マリスカルハウス」は、パティオを中心にさまざまな角度に壁が配置された超個性的なモデルハウス。無垢材で覆われた壁もあれば、ブルーやレッドで彩られた壁、デザイナーのハビエル・マリスカル氏のイラストが描かれた壁、と実に多様だ。
「たとえばこのブルーの壁に白いエアコンがボコっと突き出していたら、それだけでせっかくの壁が台なしだと思いませんか?デザインにこだわる当社にとって〝壁からデザインを無くす〟という選択肢はあり得ないのです」。
天井は「懐」が深い
「壁をデザインする」という視点からみると、コンセントスイッチや窓のフレーム、カーテンレールなども、かつてはジャマモノだった。だが、時代とともに変化を遂げ、壁と一体化したり、デザインのアクセントとして使えるようになった。そのなかで、壁付けエアコンだけが相変わらずの存在感を放つ。
たどり着いた解決策は「天井埋込カセット形」の採用だ。デザインの優先順位が高い同社にとって、天井は壁以上にエアコン設置がしやすい〝懐の深い〟部位。「面がフラットになるので目線がいきにくいのもメリット。吹き抜けなどで天井設置が難しい場合は、床置形も選択肢に入ると思います」。
このモデルハウスでは、1階と2階に1台ずつ、計2台のハウジングエアコンで全館を空調。しかも、わずか1台の室外機で2台をまかなっている。
室外機を最少限に
室外機の存在感も見過ごせない。「4台、5台と室外機が並ぶ住まいを見ると、どうしても無粋だと感じてしまう」という三浦さん。外観デザインの足かせになるのはもちろん、植栽のためにも極力設置台数を抑えたいと考えてきた。
さらに最近は、近隣への配慮が欠かせなくなっている。「隣家との距離が近い住宅地では、室外機の熱がご近所トラブルに発展するケースも少なくありません。室外機の数が多いほど対応が難しくなるので、1~2台にまとめられれば理想的」とも。同社の求める性能と柔軟性を満たし、かつ考え得るリスクを排除できる設備として選ばれたのが、ダイキンの「ハウジングマルチエアコン」だ。
暮らしの質が変わる
これほど空調にこだわるのは、それが住まい手の暮らしの楽しさ、豊かさに関わると考えるから。
コーポレートアイディンティティは「ライフ イズ トレジャー(人生は宝物)」。同社では、住まい手の楽しく豊かな人生のために、どんな些細なことにも挑戦し、課題を克服したいと考えている。「お客様の長い人生のなかで、エアコンがボコっと突き出た空間と、美しくデザインされた壁のためにあえて天井に埋め込んだ空間、どちらが暮らしを楽しくしてくれるのか。私たちはずっと、後者の価値観で家づくりをしてきました」。
空調の概念も変わる
とはいえ、家づくりの初期からエアコンのことを視野に入れている人はむしろ少数派で、コスト重視で選ぶ人のほうがまだ多いのが現状。三浦さんは「照明を例にとるとわかりやすい」と切り出す。
「量販店に行けば1万円以下で家じゅうの照明が揃うのですが、いまや間接照明をちゃんとプランニングしたいというニーズのほうが主流です。
エアコンも同じ。量販店で安く済ませたい人がいる一方で、これからはコストをかけてもデザインやライフスタイル重視で機種や設置場所を選びたいという新しい価値観をもった人がどんどん増えるはず。私は、照明デザイナーがいるように〝空調デザイナー〟がいても面白いと思います」。そして、こうした流れが「すぐそこまで来ている」と感じるのだそう。
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【お問い合わせ先】ダイキン工業株式会社 空調営業本部 HVAC営業部
mail:[email protected]
大阪本社〒530-8323 大阪市北区中崎西二丁目4番12号 梅田センタービル
TEL:06-6373-4323 FAX:06-6373-4386
東京支社〒108-0075 東京都港区港南二丁目18番1号 JR品川イーストビル
TEL:03-6716-0343 FAX:03-6716-0226
新日本建物は、主力のファミリー向け分譲マンション・戸建て事業以外に、投資用物件の開発にも注力する。投資用アパートシリーズ「ルネコート」を立ち上げたほか、投資用ワンルームマンションの開発にも乗り出している。ワンルームについては、中間期を前にした現時点で既に10物件の開発が決まっている。販売は自社以外で行う方針。
国土交通省が8月31日に発表した15年7月の新設住宅着工戸数は7万8263戸で、前年同月比7.4%増と5カ月連続で増加した。季節調整済み年率換算値では91.4万戸で前月比11.5%減となり、先月の増加から再び減少した。
利用関係別に見ると、持家は2万5396戸(前年同月比8.0%増)、貸家は3万3977戸(同18.7%増)、分譲住宅はマンションが7424戸(同17.6%減)、戸建て住宅が1万587戸(同2.7%減)。持家と貸家は3カ月連続の増加。マンションは4カ月ぶり、戸建て住宅は15カ月連続の減少となった。特に首都圏マンションの着工が3580戸(同23.8%減)と大幅に落ち込み、埼玉県では250戸(同57.1%減)、千葉県では0だったのが響いた。
三菱地所は8月31日、東京駅日本橋口前にある常盤橋街区における再開発プロジェクトについて、都市計画手続きを開始したと発表した。今後、東京圏の国家戦略特区特定事業として所定の手続きを進める。
このプロジェクトは、東京駅周辺で最大となる3.1ヘクタールの敷地面積となる大規模総合再開発。大手町連鎖型再開発プロジェクト第4次事業として、街区内の下水ポンプ場、変電所など都心の重要インフラの機能を維持しながら4棟のビル開発を進めると共に、大規模広場などを整備して、多彩な賑いと交流を創出するグローバルな拠点を目指す。
また、高度防災都市づくりを掲げ、大規模広場を災害復旧活動の拠点としても位置づけ、帰宅困難者支援機能を整備するとしている。最終竣工は27年度の予定。
埼玉県と三井不動産リアルティは8月31日、県営浦和高層団地に環境配慮・非常時対応型駐車場を開設したと発表した。
埼玉県が実施した同団地再生事業(建て替え事業に伴い一時的に他用途での利用が可能となる団地敷地の一部を活用するもの)で、同社が選定され、「三井のリパーク」浦和高層団地駐車場として開設したもの。カーシェアリングの導入や入庫後15分間無料といった団地・地域住民に貢献する機能や、電気自動車専用充電スタンド、ソーラーLED街路灯、AED(自動体外式除細動器)などの設備を設置した。
全日本不動産協会東京都本部はこのほど、「全日東京第二会館(仮称)」の候補物件の公募を開始した。締め切りは9月30日午後4時まで、直接持参かEメールでの送信に限る。応募については会員以外でも可。
応募条件は、(1)JR新宿駅からおおむね徒歩10分以内、(2)土地付き建物で敷地面積は50坪程度、取得価格は10億円程度、(3)建物は原則として新耐震基準に適合していること。候補物件の選定については、築年数と建ぺい率、容積率、接道などの建築条件、周辺環境などを総合的に判断して選定する。
応募方法や問い合わせは、全日本不動産協会東京都本部事務局、電話03(3261)1010まで。
日本火災報知機工業会(東京都台東区)は、設置10年を目安に住宅用火災警報器(住警器)の交換を推奨する啓発活動を、東京都を皮切りに、全国の地域で強化する。防災の日(9月1日)には、自宅の住警器を確認することを推奨している。啓発のためのHP「とりカエル」サイトはこちら。
住警器の設置は、東京都で2004年10月1日、それ以外の地域では2006年6月1日から、新築されるすべての戸建住宅やアパートなどに義務付けられた。2015年以降は、設置10年目を迎える住宅やアパートが増加し、電子部品の寿命や電池切れなどで火災を感知しなくなる場合もあることから、同会では設置10年目を目安に交換することを勧めている。
また、設置したときに記入した「設置年月」、本体に記載されている「製造年」を確認して住警器の設置時期を調べることや、住警器のボタンを押すか、あるいは紐を引いてみることにより、火災の煙や熱などに反応して正確に鳴動するかどうかを確認することを呼びかけている。