LIXIL、プロ向け総合建材店「建デポ」を独立新会社化
LIXIL(東京都千代田区)は10月1日、プロユーザー限定の会員制総合建材店「建デポ」を分社化し、新会社として設立する。社長には、カネボウなど複数の企業の経営に携わってきた小森哲郎氏が就任する。
建デポは、建設関連のプロユーザーに建築資材を提供する事業として2009年にスタートした。LIXILによると毎年業績が拡大しており、リフォーム需要の伸長が見込まれる今後は更なる成長が期待できるとして、独立新会社化を決めたという。
LIXIL(東京都千代田区)は10月1日、プロユーザー限定の会員制総合建材店「建デポ」を分社化し、新会社として設立する。社長には、カネボウなど複数の企業の経営に携わってきた小森哲郎氏が就任する。
建デポは、建設関連のプロユーザーに建築資材を提供する事業として2009年にスタートした。LIXILによると毎年業績が拡大しており、リフォーム需要の伸長が見込まれる今後は更なる成長が期待できるとして、独立新会社化を決めたという。
総戸数1453戸の大規模マンションプロジェクト「ユトリシア」(千葉県習志野市、京成本線実籾駅徒歩11分)がこのほど全体竣工した。大成有楽不動産など6社による共同事業で、2008年9月の分譲開始から約7年。壱番街(303戸)、弐番街(301戸)、参番街(270戸)、四番街(307戸)はすべて完売している。このほど竣工した最終街区の五番街(272戸)についても、これまでに約160戸供給し約130戸が契約済み。平均坪単価は約115万円。
三幸エステートは9月10日、オフィスマーケット(8月末)を発表した。東京都心5区のオフィスビル空室率は3.51%(前月比0.03ポイント減)だった。4カ月連続の低下だが、ペースは緩やかになっている。
つなぐネットコミュニケーションズはこのほど、地震への備えをまとめた「マンション居住者のための地震防災ガイド」を発行した。大地震の際にマンション内で発生する被害を紹介し、家具固定方法や防災備蓄品、事前に決めておきたいマンション内ルールなどを紹介している。
同ガイドは、同社が発行するメールマガジン購読申込者に無償で配布する(http://www.tsunagu-bousai.com)。
東京商工リサーチの調べによると、8月の不動産業倒産件数は19件(前年同月比50.0%減少)となり、2カ月連続で前年同月を下回った。8月としては、過去20年で最少件数だった。
負債総額は173億8400万円(同28.68%減少)で、5カ月連続の減少。ただし、負債総額10億円以上の大型倒産が5件発生し、5カ月ぶりに100億円を上回った。同社は「当面、不動産業の倒産が急増する要因は見当たらないが、小規模企業を中心に息切れ倒産の発生が懸念される」としている。
エクセルシャノン(東京都港区)は、国内最高クラスの断熱性能(熱貫流率0.73W/m2・K)を実現したトリプルガラス樹脂サッシ「シャノンウインドUFシリーズ」を開発。2016年1月から発売する。
枠と障子の間のキャビティ部の対流を抑制する「センターシール専用フレーム」を採用、中空部分には断熱材を充填した。これにより、従来品に比べフレーム部分の断熱性能を約40%向上、室内側表面温度を最大3度高め、すぐれた防露性能を発揮する。
窓種は、縦すべり出し、横すべり出し、大開口横すべり出し、FIX。外観・内観ともホワイト1色。
新しいUFシリーズは、北海道立総合研究機構 建築研究本部 北方建築総合研究所(北海道旭川市)、倉敷紡績(大阪府大阪市)、中島硝子工業(岡山県井原市)、東電化工業(秋田県大仙市)と共同で行った「住宅用樹脂製サッシの超高断熱化に関する研究」をもとに製品化。
この研究時、試作品の性能試験において、熱貫流率0.63W/m2・Kを確認したとする。
試験体は縦すべり出し+はめころし窓(W1690xH1370)で、ガラス2枚・フィルム2枚、クリプトンガス入りという構成。
国土交通省が9月10日発表した主要建設資材月別需要予測で、10月の木材の予測需要量が前年同月比0.1%増の825千m3となった。前年同月比でのプラス(予測)は2014年3月以来、1年7カ月ぶり。
不動産・住宅情報サイト「HOME’S」を運営するネクスト(東京都港区)は10月4日~12月20日までの毎週日曜日、東京・吉祥寺で「HOME’Sマイホームカウンター ~家づくりの相談所~」を開設する。
注文住宅の建築を検討する人を対象に、家づくりのノウハウや資金計画などを無料でサポートするもの。常駐する不動産コンサルタントやファイナンシャルプランナーなどの専門家が、第三者の立場で基礎知識や専門知識を提供するセミナーを行うほか、予約制で個別相談にも対応する。
パナソニック(大阪府門真市)エコソリューションズ社は、トイレでの立ちスタイルの応援動画「立上がれ!日本の男たち」を作成し、特設サイトで公開した。
同社が「アラウーノ トイレスタイル実態調査」として男性の小便姿勢について調査を実施したところ、自宅での小便スタイルについて、スタンダードだと思うものとして男性の69%が「立ち」を選択。一方で、実際の小便スタイルについては、20~30代男性では「座り」が54.6%という結果になった。40~60代男性でも、「立ち」は半数にとどまった。汚れなど気兼ねなく小便ができるとしたら、どちらのスタイルをとるか聞いたところ、74.4%もの男性が立ちスタイルを選んだ。
同社の「アラウーノ」シリーズは、2014年に小便の飛散による汚れを抑える機能搭載モデルを新たにラインアップ。便座を上げると自動で水位が下がって泡が投入され、立って用を足す時のハネを抑制する機能が備わっている。
建設・不動産関連の資格取得スクール「総合資格学院」を運営する総合資格(東京都新宿区)はこのほど、9月8日に合格発表された2015年度1級建築士学科試験の分析結果を発表した。今回の試験では、受験者数が2万5804名で前年度の2万5395名に比べて増加したほか、受験生平均年齢が32.1歳となり、前年度の32.6歳から若返りが見られた。
これらの結果について同社は「業界全体の潮流である、若年層の有資格者を育成しようとする動きが、少しずつ実を結び始めている結果」と指摘している。
試験の総評では、125問中57問、全体の約半数が初出題で構成されており、残りの既出題に関しても、表現方法が変更されるなど、単なる過去問学習だけでは攻略が難しい試験となったことを指摘した。