最新のJAPANTEXはこちら

10 9月 2015

エクセルシャノンがU値0.73の超高性能樹脂サッシを開発、来年1月に発売

 エクセルシャノン(東京都港区)は、国内最高クラスの断熱性能(熱貫流率0.73W/m2・K)を実現したトリプルガラス樹脂サッシ「シャノンウインドUFシリーズ」を開発。2016年1月から発売する。
 枠と障子の間のキャビティ部の対流を抑制する「センターシール専用フレーム」を採用、中空部分には断熱材を充填した。これにより、従来品に比べフレーム部分の断熱性能を約40%向上、室内側表面温度を最大3度高め、すぐれた防露性能を発揮する。
 窓種は、縦すべり出し、横すべり出し、大開口横すべり出し、FIX。外観・内観ともホワイト1色。

 新しいUFシリーズは、北海道立総合研究機構 建築研究本部 北方建築総合研究所(北海道旭川市)、倉敷紡績(大阪府大阪市)、中島硝子工業(岡山県井原市)、東電化工業(秋田県大仙市)と共同で行った「住宅用樹脂製サッシの超高断熱化に関する研究」をもとに製品化。
 この研究時、試作品の性能試験において、熱貫流率0.63W/m2・Kを確認したとする。
 試験体は縦すべり出し+はめころし窓(W1690xH1370)で、ガラス2枚・フィルム2枚、クリプトンガス入りという構成。