パナソニック(大阪府門真市)エコソリューションズ社は10月1日、倉庫や工場のリニューアルに適した「LED高天井用照明器具【電源別置型】DBシリーズ 」3タイプを発売する。
新シリーズは、従来型のマルチハロゲン灯や水銀灯などの置き換えに対応。LED発光効率を高め、さらなる省エネを可能にした。マルチハロゲン灯から置き換える場合、約59%の節電を実現できるとする。
1.4〜1.9kgと軽量化し、485ミリにコンパクト化したことで高所での施工がしやすくなった。また、現行品より求めやすい価格設定とした。6万円〜。
福祉施設の企画・設計・コンサルのシスケア(東京都新宿区)は今年5月、その建物が省エネ基準に適合しているかどうかを評価し、申請を支援する「建物環境性能評価サポートサービス」をスタートした。
建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)や低炭素建築物認定制度などを使って建物の環境性能を計算するとともに、申請手続きや質疑応答をサポート。
ここにきて同サービスへの問い合わせが急増。とくに7月は前月比の5倍にのぼったという。
木造注文住宅や町屋のリノベーションを中心に手掛ける流体計画(京都市)は、木の質感に包まれた大断面木構造が特徴の住宅「HABITA」の見学や体験宿泊が可能な感型モデルハウスを9月16日にオープンした。
同商品は、国産木材使用、大断面木構造で「200年住宅」の実現を目指した、長期優良住宅の基準にも適合する。郊外型スローライフ、ロハスのライフスタイル向きの感度の高い人に向けた商品として位置付けている。
総合情報サイト「ALL About」を運営するオールアバウト(東京都渋谷区)と、住生活プロデュースを手がけるアルヒ(東京都港区)はこのほど、1都3県で持ち家(一戸建て、マンション)に住んでいる50代~60代のシニア男女1200名を対象に実施した、現在および今後の住居に関する意識調査の結果を発表した。
「現在の住居に満足しているか」の質問では、全体平均で約8割が「満足」と回答した。居住年数で比較すると5年未満では約9割が満足している一方、40年以上経過すると満足度は6割近くまで減少しており、居住年数が長くなるにつれて満足度も減少する傾向があった。
今後希望する住居形態についての質問では、「新築一戸建て」(39.2%)、「新築マンション」(24.7%)が、「現在の住居をリフォーム」(13.8%)以下、「中古マンション」、「中古マンションを購入してリフォーム」、「中古一戸建て」を大きく上回ったことから、「シニア世代における新築神話が強固であることが明らか」と指摘している。
同調査は8月14日〜16日にインターネットリサーチによって実施。1200名の内訳は、50代が599名、60代が601名。性別では、男女各600名だった。
ソーラーサーキットの家(横浜市)は、全国で宿泊体感を行っている契約工務店の体感ハウスで、「ねむりを体感、測って実感プロジェクト」をオムロンヘルスケア(京都府向日市)とのタイアップで、2015年9月14日~2016年3月31日の期間限定で開催する。
同プロジェクトは、体感宿泊時に睡眠の状態をオムロン睡眠計で測定し、チェックアウト時にデータにして渡すもの。
ソーラーサーキットの家は建てる前に住み心地を確認する取り組みとして、モデルハウスでの宿泊体験を推奨している。
木造筋交いに粘り強さを与える岡部(東京都墨田区)の「ブレスターZ」は、2014年度のグッドデザイン賞を受賞している。
とくに、クギ打ちだけで軸組相互を緊結する単純明解なシステム、大工しごとで容易に設置できる普及性の高さが評価された。
「ブレスターZ」の大きな特徴は、中小地震では高い剛性を、大地震では粘り強さを発揮する点だ。
通常、強度を増すためには金物を厚肉化する必要があるが、粘り強さを与えるためには薄肉化してしやなかに伸びる必要がある。これら2つを両立するために、金属の座屈現象(細長い部材が軸方向に力を受けたとき、一定の荷重に達すると急に横に変形する現象)に着目、利用した。
本体にV字スリットを設けることで、一定の荷重までは高い剛性を確保し、それを超えるとスリット周辺で座屈が生じ金物が伸びることで最後まで筋交いの役割を果たせるようになった。
床合板に対応。
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筑摩書房(東京都台東区)は9月、ちくまプリマー新書から『レイチェル・カーソンはこう考えた』を発刊した。
『沈黙の春』で農薬や化学物質の危険性を訴え、環境問題を世に提起したレイチェル・カーソン女史の環境思想を見つめ直す1冊。多田満氏著。
新書判176頁。780円。
●レイチェル・カーソンはこう考えた
台風や豪雨、大雨などによる、河川の氾濫等による水害をシミュレーションする浸水ナビを公開。
住まいの民主化の70年、そして 東京大学 教授 松村 秀一 キーワードとしての「…
大建工業(大阪府大阪市)は10月21日、幼稚園や学校、高齢者施設向けの床材「コミュニケーションタフ ケア」を発売する。創立70周年記念製品。
表面にほどこした独自のWPC加工により、土足歩行・キャスター・車椅子につよい耐傷性、水濡れにつよい耐水性を備える。さらに、裏面の緩衝材(架橋ポリエチレン樹脂発泡体)により「転倒衝撃緩和機能」を付加。柔道場の基準に近い性能を発揮するため、子どもや高齢者が転倒した際のケガのリスクを低減する。
表面材は、クリ、スギ、ビーチ、ウォールナットなど8樹種。18x96x905ミリ。3万1000円〜3万3000円/梱(1.56平米)。