開かずの扉
前回は我が家の玄関を取り換えた事を書きましたが、実は我が家は玄関の他…
前回は我が家の玄関を取り換えた事を書きましたが、実は我が家は玄関の他…
残暑がきびしいですね。
みなさんは夏バテなどしていませんか?
日本に来てよく耳にするのが「子供の頃はこんな暑くはなかった」という言葉。
みなさんも誰かと話をしていて口にしたことがあるのではないでしょうか?
30度を超えるような暑い日は少なかった、とか・・・。
お話を聞いた方々が子供の頃といえば、もう何十年かは前の話ですよね。
その頃の東京は、もっと畑も田んぼも林や森も存在したのだそうですね。
住宅が整備され、道路が整備され、土面が少なくなりコンクリートで覆われてゆけば、地球も呼吸困難になるでしょう。
高い建物が増えて海風を遮れば、涼しい風が都内に届かず、熱がこもったままになるのだそうです。
暑さからクーラーをフル活用すれば、その室外機が熱風を外へ吐き出してゆきます。
吐き出された空気が都会の上空へ溜まってゆき、さらに気温が上昇する。
そんな悪循環な毎日です。
住環境の発展を嘆いても改善策は見つからないので、今あるこの現状で、昔のような環境に似たものを考えだせないものでしょうか。
発展の恩恵に与ったたくさんのことを忘れたわけではありませんが、便利になりすぎることには少し違和感を感じてしまいます。
私の母国イランでも都心部の発展は目覚ましく、高層ビルがどんどん建設されています。
日本のようになって気温に変化が生じてしまうのも、他人事ではありません。
どんなに日中が暑くても夜には涼しい風が吹いていたり、木々が青々と茂っていたり、川の水は冷たかったり・・・、子供の頃の状態を今の子供達にも教えてあげたいです。
自分に出来ることは何だろうと考えた時、私はとりあえず一般的にいわれているメジャーなことから着手しています。
そしてそれ以上に出来ることを、考える毎日です。
メデイアから熱中症という言葉を聞かない日はありません。
それこそ「子供の頃」とは違います。
昔と同じ方法では、今の夏は乗り切れません。
水分補給やクーラーの温度管理、栄養を十分にとれる食事など、みなさんお身体には十分にお気をつけ下さい。
この町に越してきてから二年目になりますが、数か月前く…