20 9月 2012
開かずの扉
前回は我が家の玄関を取り換えた事を書きましたが、実は我が家は玄関の他にも問題のあるドアが存在します。
その1つがトイレ!
我が家のトイレは玄関から見て11時の方角にあり、玄関からは丸見えになります。
ですので、宅配などが来た時にはドアはしっかりと閉めてありますが、それ以外の場合には薄く開いておいてあります。
理由の1つとしては通気性(換気扇が付いていない為)を良くするためですが、基本的には、いつ6ダックスが大(←トイレです)をしてもすぐさま拾って便器へ投げ込めるようにする為です。
トイレのドアは外から開けるのにも少し固く、トイレラッシュの際に一々開け閉めしている余裕がない程度にはノブが動ききません。
しかし、外側から開く分にはまだ問題は無く、最大の問題は中に入って一度きちんとドアを閉めてしまうと、何と、内側からドアノブを動かす事が一切出来ず…妙に縦方面に長いトイレの中に閉じ込められてしまう恐ろしさでしょう。
過去二回、友人が何も知らずに入り、暫くしてからドンドンと扉を叩く音と共に、「ドア開けて!!」と便所妖怪のような叫び声がして救出した事がありますが、これは、実際に家の中に人が2人以上いたからこそ問題なく終わりましたが、基本的に1人暮らしの人間が…つまり私ですが、1人でトイレに入り、間違って閉めてしまおうものなら、余程上手に開閉の引っ掛かり部分を押しやらない限り開かずの扉となってしまいます。
幸い…、我が家の6ダックス達は甘えん坊でして、扉をぱたりと閉めてしまうとクンクンと唸りだすので、トイレの扉は使用時でもある程度は開いた状態ですが、果たして仮にもインテリア業界の末端に身を置くものとしてかような有様は如何なものか。と考える事もしばしば。
更には、扉が本当に開かなくなった時、抜け出す為の小窓はご丁寧に柵がしてあり、裏の叫んだ所で玄関を開けて助け出してもらうのにも合鍵は近くには無く、その上、まだ気に行ったプラン通りに片付け断捨離模様替えをしている最中の室内を第三者に見られる恥かしさを思う時、片付けを急ぐべきか、はたまた、ドアのノブ自体をさくさくと取り換えるのが早いか。
どちらにしても、閉じ込められて途方に暮れるよりは先に、どうにかせねばならないかな、と考え続けて約1年。
開かずのトイレは未だに「内側からはまず開かないトイレ」として、今も扉は薄く開いているのでした。