LIXIL住生活財団(東京都江東区)は12月3日、次世代のサステナブル建築の技術を模索・検証し、地球社会にその技術を発信する「第6回LIXIL国際大学建築コンペ」の開催を発表した。今回のテーマは「Comfort and Lightness(ライトウェイトな快適さ)」。組み立て・移動できる軽い住居の提案を世界各国の指名大学から募る。
開催日程は、来年3月18日にコンペ案提出締め切り、4月初旬に1次審査で3チームを選出、4月中旬に2次審査で最優秀案を選出する。2017年3月には最優秀案の制作・竣工を迎える。
最優秀案に選ばれた大学には、北海道大樹町にある研究施設「メム メドウズ」内の敷地ほか、東京など他の場所でも組み立て、活用できる提案が求められる。
一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会(東京都渋谷区)は、12月10日に国土強靭化フォーラムとして、「『地盤』価値革命の時代へ!~住宅・不動産業界はどこへ向かうのか?~」を開催する。
テーマは地盤。第一部は、初代国土強靭化担当大臣を務めた古屋圭司氏による特別講演のほか、国土強靭化の視点から見た地盤に関する基調講演やプレゼンテーションが行なわれる。第二部は地盤と住宅・不動産の価値について市場・行政関係者によるパネルディスカッションが催される。
定員は200名で、参加費は無料。詳細や申し込みはホームページで。
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ヤマガタヤ産業(岐阜県羽島郡)は12月、自然素材100%の内装用塗材「木の塗り壁材Mokkun(モックン)」を発売する。
ブランド材である東濃ヒノキのプレカット時に発生する端材を木粉にして50%以上利用。調湿・消臭性能にすぐれるのが特徴で、今年度中にも不燃材料認定を取得できる見込みという。
岐阜県産業経済振興センタ−、岐阜県林政部、岐阜商工会議所らの支援を受けて製品化。岐阜工業高等専門学校と共同で調湿性試験を行った。現在、違う樹種での塗り壁材の商品化も進めている。
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越野建設(東京都北区)はこのほど、「自宅で楽器演奏を満喫できる賃貸住宅」をコンセプトとした音楽マンションシリーズ第9段物件「ラ・ポルテ王子本町」(全14戸)を竣工した。
同社の独自工法による高密度な結晶化コンクリートを建物全体に採用し、遮音換気装置など専用設備により、高い遮音性を実現した。
同物件の間取りは2K、2LDK、3LDK。専有面積は32〜72平方メートル。
エイブルはこのほど、海外9店舗目となる「エイブルネットワーク ソウル店」を韓国・ソウルに出店した。現地日本人、来日韓国人などを対象に、不動産賃貸仲介や不動産の利用・開発・取引に関する相談などを手掛ける。
エイブルはこれまでにニューヨーク、ボストン、ロンドン、香港、台湾、上海、ハノイ、マニラに出店している。来春にはアジア圏で新たに2店舗出店する予定だ。
二子玉川ライズがこのほど、米国グリーンビルディング協会の環境評価指標である「LEED ND(まちづくり部門)」で、本認証としては世界初のゴールド認証(ステージ3)を取得した。認証取得対象地内のすべての建物、インフラなどの竣工後に取得できる認証で、2014年9月にゴールド予備認証を取得していた。
良好な交通アクセス網の確保や歩行者空間の形成、高密度でコンパクトな開発といった点が評価された。
ライズは、二子玉川東第二地区市街地再開発組合が東京急行電鉄、東急不動産、世田谷区と連携して開発した。
ケイアイスター不動産はこのほど、同社では最大規模となる戸建分譲開発「北欧ハウスヴィレッジ川越・フレデリクスベア」のオープニングイベントを開催した。
埼玉県川越市、東武東上線上福岡駅から徒歩20分・バス便10分の場所に立地する。敷地のセンター部分には防災機能も備えた公園広場と集会所を設けたほか、敷地出入り口を2カ所に限定した上で防犯カメラを取り付けた。
住宅の間取りプランは3~4LDKで、第1期1次(5棟)の販売価格は2900万円台~3700万円台(敷地面積100~120平方メートル、延べ床面積101~107平方メートル)。住宅全棟が完成するのは2016年7月の予定で、来期中をメドに完売する計画を立てている。