2014年度の苦情相談、前年度から減少 マンション管理業協会
一般社団法人マンション管理業協会(東京都港区)はこのほど、2014年度苦情相談受付状況をまとめた。
件数は6156件で、前年度に比べて2.76%減少した。相談内容は「管理組合関係」が57.8%で最も多く、その比率も前年度から増加。項目別では、「管理規約・細則」が最多で26.6%を占めた。
一般社団法人マンション管理業協会(東京都港区)はこのほど、2014年度苦情相談受付状況をまとめた。
件数は6156件で、前年度に比べて2.76%減少した。相談内容は「管理組合関係」が57.8%で最も多く、その比率も前年度から増加。項目別では、「管理規約・細則」が最多で26.6%を占めた。
フージャースコーポレーションは、茨城県つくば市内で同社5棟目となる分譲マンション「デュオヒルズつくばエンブレム」(総戸数352戸)を開発中だ。6月13日に行う第1期登録申し込みには、6月4日時点で既に100件を超す要望が入っている。物件担当者によると「想像以上の好反響」で、立地と割安感のある価格設定に高い評価が集まっているようだ。
同物件は、つくばエクスプレス線つくば駅徒歩4分に立地。平均坪単価は170万円台中盤。80平方メートルタイプが4000万円前後の価格設定。8割以上が80平方メートル以上の住戸プラン。免震構造を採用している。竣工予定は17年2月下旬。
帝国データバンクの調査によると、5月の景気動向指数(景気DI)は45.3となり前月と同水準だった。今後の国内景気については、「緩やかに改善するだろう」としている。
業界別では、不動産業(DI値〈以下同じ〉49.6で前月比0.8ポイント改善)を始め、10業界のうち5業界が改善した。
NTT都市開発は、大阪市此花区のJRゆめ咲線ユニバーサルシティ駅前でホテル・ブライダル複合施設の開発計画を進めている。このほど、テナントと出店に関する合意を結び開発計画の概要が決定した。
建物規模は地上17階地下1階建て・延べ床面積約2万800平方メートル(敷地面積約2639平方メートル)。テナントは、カンデオ・ホスピタリティ・マネジメントが運営するカンデオホテルズと、Brilliaが運営するブライダルに決まった。竣工予定は2017年6月。
プロロジスは6月3日、大阪府茨木市で、大型マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク茨木」の建設工事に着手した。延べ床面積18万9000平方メートルの地上6階建て。同社の開発案件としては国内最大規模となる。竣工は2016年9月末の予定。
パナソニックの企業美術館、パナソニック 汐留ミュージアムは「アール・ヌーヴォーのガラス」展を7月4日から9月6日まで開催する。
ヨーロッパ随一といわれるガラスコレクションで知られるデュッセルドルフ美術館に寄贈されたゲルダ・ケプフ夫人のガラスコレクションがドイツ国外では初めてまとまった形で公開される。アール・ヌーヴォーの源泉として重要な役割を果たし、ジャポニスムやシノワズリを色濃く反映したウジェーヌ・ルソー、エルネスト・レヴェイエ、ウジェーヌ・ミシェル、オーギュスト・ジャンなど、パリのガラス工芸家、東洋美術に傾倒しながら独自の芸術様式を開花させたエミール・ガレなど約140点の作品が展示される。
入館料は一般1000円、65歳以上900円、大学生700円、中・高校生500円、小学生以下無料 。詳細は、ホームページにて。
総合不動産開発を手がける山万(東京都中央区)は、同社が開発を進めるユーカリが丘(千葉県佐倉市)のHEMS住宅において、各家庭と電気事業者間における「電気料金プラン最適化サービス」の提供を今年6月から開始した。グリーンエネルギー事業などを展開する国際航業(東京都千代田区)との共同事業として取り組む。
同サービスは、アンケート形式によるモニタリングとは異なり、消費電力量の実測値データを活用して電気料金プランの最適化を目指すもの。国際航業が今年3月に「電気料金プラン選定システム」(特許第5717113号)として特許を取得した技術を用いる。
山万は2011年からHEMS付住宅の販売を開始。購入者へのヒアリングにより、電気料金の最適化が図られていない現状を把握したことから、入居後のアフターサービスの一環として今回のサービスを実験的に各家庭に提供することにした。
今後2ヶ月間、この共同事業を実施しながら、ユーカリが丘におけるHEMS付住宅以外へのサービス展開について検討を行う。
ダスキンは、網戸張り替えサービスを7月1日から展開する。同サービスの導入によって、網戸の張り替えを希望する人のほか、「窓・サッシ・網戸クリニーング」を利用する人にもプライバシーや防虫を目的とした窓回りの整備を目的に提案していく。
網戸の耐久年数は5~7年といわれているが、同社の調べでは一般家庭の5割が張り替えから5年を経過していた。耐久年数を超えると、破れやほつれが生じやすく、飛来害虫が侵入し、美観も損なわれる。
キヤノン(東京都大田区)は6月11日、現実映像とCGをリアルタイムに融合するMR(複合現実感)システム「MREAL」の新たなアプリケーションソフトウエアとして、建築・建設業向けの3DCADデータ閲覧用ソフトウエア「BIMx Desktop Viewer」とのダイレクトな接続を可能にする“MREAL Direct Viewer1.1 forBIMx Desktop Viewer V18”を発売する。
新商品を使用することで、「BIMx Desktop Viewer」のデータが、中間フォーマットへの変換作業なしでリアルタイムに「MREAL」に反映される。建築物に当たる光や影を変更しながら実物大の3次元映像を確認できるなど、その場で現実感のある完成イメージを検証することが可能となる。希望小売価格は270万円(税別)。
環境省は6月3日までに、国連に提出する、温室効果ガス削減に関する日本の約束草案の政府原案をまとめた。7月2日まで一般からの意見募集を行っている。
原案では温室効果ガスの排出量を2030年度までに2013年度比で26%減、2005年度比で25.4%減の水準を目標とした。原案での2030年度の家庭部門のエネルギー起源CO2の排出量の削減目安は2013年度比で39.3%減、2005年度比で32.2%減。