国土交通省は2016年度より、良好な住宅ストックが市場で適正に評価される仕組みづくりの支援をスタートさせる方針だ。金融機関などを構成員とする組織を設置し、そこでの取り組みを支援する形を想定している。また、住宅金融支援機構による中古住宅の取得・リフォームの支援を拡充し、住宅融資保険の対象を買取再販業にも広げたい考え。金融機関側のリスクを減らすことで、中小業者が買取再販に取り組みやすくする。どちらも2016年度予算概算要求に関連費用を盛り込んだ。
大京はこのほど、日本障がい者スポーツ協会(JPSA)とオフィシャルパートナー契約を締結した。JPSAが目指す「スポーツの価値を誰もが享受できる社会」、ひいては「活力ある共生社会」実現の一助になることが目的。同社では「人と人との絆を育む共生社会の実現に向け、JPSAと共に障がい者スポーツの普及・振興活動を通じて、障がい者スポーツの未来を応援する」としている。
住信SBIネット銀行は、長期固定型住宅ローン「フラット35」の取り扱い開始にあたり、2016年3月31日までに正式に審査申し込みをした顧客に対して事務取扱手数料を割り引くキャンペーンを実施する。通常の「借入金額の2.0%」を「1.3%」に割り引く。
住友不動産販売は9月から、三井住友銀行と提携しアパートローンの取り扱いを開始した。
投資や相続対策などの目的で、賃貸用マンションやアパートを購入する人の資金需要に応えたローン。同社によると、通常のアパートローンに比べてローン手続きの利便性を高めており、売買契約をスムーズに進めることができるという。利率についても、三井住友銀行所定のアパートローン金利から0.5%以上優遇している。
住信SBIネット銀行(東京都港区)は9月1日、長期固定金利住宅ローン「フラット35」の取り扱いを始めた。
同行のフラット35は、事務取り扱い手数料に借入額の0.5%(税別)を上乗せすることで「8疾病保障」に加入できるというもの。業界最低水準金利、メールアドレス登録だけの申し込みの手軽さをうたう。
リクルート住まいカンパニー(東京都千代田区)は9月2日からBeacon(ビーコン)を活用した「子ども見守りサービス」の実証実験を、秩父市立南小学校と目黒区立月光原小学校の2校で順次開始する。実証実験を通じて、サービス開始に向けた課題点を洗い出し、改善を図っていく。
「子ども見守りサービス」は、当該アプリをインストールしたスマートフォンによって、子どもが携帯するビーコン端末を検知し、子どもの位置情報を保護者に通知するもの。アプリをインストールした地域住民(見守り人)のネットワークを活用することで、子どもが携帯するビーコン端末の通信回線契約が不要となることから、安価に子どもの安心安全に寄与できるサービスの実現が見込める。
また、学校の校門や下駄箱等にもスマートデバイスを設置することで、登下校時間の検知が可能となるほか、コンビニエンスストアや自販機などの事業者との連携による定点見守りスポット数、見守りネットワークの拡大も可能。各事業者との協議検討を進めている。
ハウスプラザ(東京都足立区)が展開するリノベーション事業「h+(エイチプラス)」は、9月19日に、体験型リノベーションスタジオ「h+リノベーションスタジオ」を渋谷区恵比寿にオープンする。9月19日から23日まで、オープニングイベントを開催する。
同スタジオは、住まいやインテリアの最新トレンドと快適な暮らしを実現するための様々なヒントを詰め込んだ体験型のリノベーションスタジオ。厳選したインテリア関連書籍を100冊以上集めており、本を見て住まいのイメージを膨らませることも可能となっている。
オープニングイベントでは、無垢フローリングやタイル、雑貨など多様なアイテムの展示だけでなく、専門のスタッフへのリノベーションやインテリアの相談、ライフプランや住宅購入の相談を受け付けている。期間中の来場者先着100名にプレゼントを用意。
アイカ工業は、「アイカ施工例コンテスト2015」の作品募集を開始した。同コンテストは同社の製品を使用した作品を対象とする施工例コンテスト。店舗や住宅、ビル、マンション、医療・福祉施設、公共施設等の新築やリフォーム、リノベーションが対象となる。
最優秀賞(1点)の賞金は50万円。2015年11月末日までの期間に完成した物件が対象。詳細はホームページにて。
今年度も、日本固有の文様、構成、色彩の知識、デザイン技能を習得し、日本独自のデザインスペシャリストを育て、文化に普及を図ることを目的に、日本文様検定を実施いたします。
【実施要項】
実施日 2015年12月13日(日曜 […]
小紋センス komon sense 展について
東京染小紋
江戸時代、諸大名が着用した裃の染めに由来する小紋。
現在は伝統柄で基本的には単色染め絹しか使わないという特徴の「江戸小紋」とそれに比べ自由な創作が特徴の「東京おしゃれ小紋」の二種に分類されている。
江戸小紋
江戸時代、諸大名が着用した裃の模様付けが発祥。
その後、大名家間で模様付けの豪華さを張り合うようになり、江戸幕府から規制を加えられる。
そのため、遠くから見た場合は無地に見えるように模様を細かくするようになり、結果、かえって非常に高度な染色技を駆使した染物となった。
また、各大名で使える模様が固定化していった。
代表的な模様として「鮫」(紀州藩徳川氏)、「行儀」「角通し」(以上まとめて「三役」という)、「松葉」(徳川氏)「御召し十」(徳川氏)
「万筋」、「菊菱」(加賀藩前田氏)、「大小あられ」(薩摩藩島津氏)、「胡麻柄」(佐賀藩鍋島氏)がある。
このような大名の裃の模様が発祥のものを「定め小紋」「留め柄」という。
江戸中期になると庶民の間にも小紋を真似したり、身近にある物を細かい模様にして洒落を楽しんだりした。
それらの模様には様々な遊び心がある。
生まれ育ちも日本橋の仲間と始めたモノ作り。
東京、江戸に関わるものでのテーマ探し。
その題材が江戸小紋、江戸紋様でした。
デザインを起す過程では規制にとらわれず、自由に大胆にカットデフォルメして楽しいデザイン創作をしました。
今までの活動では、壁紙、カーテン、ケースメント、ラグ、クッション、クロス、トートバッグ、江戸屏風、アートパネル 等の製品制作とライセンスビジネスを行なってきました。
今展覧会では江戸小紋、江戸紋様をアートとして生活の場面に取り込めないかと考えました。
現在世界で日本の伝統美が人気を呼んでいます。
日本でも伝統美の見直しがされ若者たちに新鮮な風を送っています。
伝統産業は言うに及ばずですが、今まで培ってきたもののエッセンスを引き出し大切な生活、暮らしの場に潤いと活気の空気を送りたいと思います。