東京建物、住友商事、セコムホームライフの3社はこのほど、東京都練馬区石神井台4丁目で開発中のマンション「ブリリアシティ石神井台」(9階建て、総戸数267戸)のモデルルームを開設した。スケールメリットを生かし、地域や居住者同士の交流に貢献するコミュニティ形成に力を入れる点が特徴。分譲マンションとして初めて、「大人の家庭教師トライ」の趣味育プロジェクトも導入した。
現地は西武新宿線上石神井駅から徒歩10分の場所。敷地面積は1万806平方メートル。住戸専有面積は59~98平方メートルで、価格は未定。完成予定は2017年7月上旬。販売開始時期は未定。
東京カンテイ(東京都品川区)はこのほど、2015年8月の中古マンション価格天気図(70平方メートル換算、売り希望価格)をまとめた。前月と同様、東京都や大阪府などの大都市や地方中枢都市は上昇傾向を維持している。他の地域では価格に大きな変化はなかった。
価格の上昇傾向を示す「晴れ」は13地域で変化なし。「雨」は7地域から6地域に減少。「小雨」は4地域から9地域に増加、「薄日」も8地域から11地域に増加、「曇り」は15地域から8地域に減少した。全国で天候が改善したのは11から7地域と減少。横ばいが26地域から33地域に増加し、悪化は10地域から7地域と減少した。
リノベる(東京都渋谷区)はこのほど、「りのべる。」のメニューとして、家の中に設置するベッドや収納、デスクなどの機能を持った空間「家の中の小屋」の提供を始めた。10月からハウスクエア横浜ショールームとリノベる東京本社に設置する。
リノベるとSuMiKaの業務提携第一弾商品。「家の中の小屋」の導入により、ユニット方式で間取りを自由に設計できる。「1.5畳のこども小屋」など3つのタイプを用意した。
建材・設備メーカーや各地の住宅関連の協議会などが協働でリフォームを推進する「リフォームで生活向上プロジェクト」が10月1日から本格始動する。9月30日、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会の吉田忠裕会長が委員長を務める実行委員会は記者発表会を開き、プロジェクトの概要を説明した。イベントなどで統一ロゴマークを共通で使用するなどして業界を挙げて生活者にリフォームの効果などを伝え、需要の掘り起こしを目指す。
同プロジェクトは昨年度、試行的に実施。今年度は協賛15団体とその会員事業者が、2016年3月末までの期間中に全国1000カ所でイベントを行い、30万人以上の参加を見込む。
プロジェクト専用のウェブサイトも開設。イベントなどの検索ができるほか、独自の住宅関連調査の結果も掲載している。
事業者が利用できる冊子も作成した。性能の低い古い住宅に暮らす高齢者をターゲットに「孫・子のホンネ」というタイトルで子や孫の視点でリフォームの必要性を訴え、実施を促す内容になっている。各種イベントなどで流す公式ソングも作成した。
国土交通省が9月30日発表した8月の新設住宅着工戸数は前年同月比8.8%増の8万255戸だった。6カ月連続のプラス。季節調整後の年率換算値は93.1万戸で前月比1.8%増だった。今年2月から7カ月連続で90万戸を超える水準で推移している。
持家は前年同月比4.1%増の2万5245戸で4カ月連続のプラス。ただし、季節調整値は前月に比べ1.1%減った。分譲住宅は前年同月比2.6%増の2万1212戸だった。戸建て分譲は前年同月比で16カ月ぶりに増加に転じた。マンションも前月の減少から再び増加に転じた。季節調整値も前月比11.5%増だった。
鶴弥(愛知県半田市)は10月1日、粘土瓦の特性を活かした陶板壁材「スーパートライWallシリーズ」を発売する。
2012年10月から陶板壁材の研究・開発をスタート。今年3月に基礎研究を完了、内外で使える壁材として量産化に成功した。
やきものの自然な風合いと高級感のある質感が特徴。粘土瓦同様に高温焼成することで硬い陶器質を形成、高い耐久性を発揮する。変色・変質しにくく、下地処理や塗り替えが不要なためメンテナンスコストを抑えることができる。
サイズは表面デザインにより異なり、長さ1810(900〜2000)x働き幅303x厚み20mm。中空形状とし軽量化(約30kg/m2未満)を実現した。
耐凍害製品。基本パターン3種、5色。5000円/枚(9067円/m2)。
11月4〜7日にポートメッセなごやで開催される「メッセナゴヤ2015」、11月18〜20日に東京ビッグサイトで開催される「第37回ジャパンホームショー」に出展予定。
LIXIL(東京都千代田区)は10月1日〜12月29日まで、テラスやガーデンルームなどの対象製品購入者に抽選で200人にオイルヒーターや高圧洗浄機をプレゼントする「庭de暮らしアップキャンペーン」を実施する。
対象製品は次の通り。
・ガーデンルーム:「ココマII」「暖蘭物語」「ジーマ」「フィリアII」
・テラス囲い:「サニージュ」
・テラス:「スピーネ」「シュエット」
・ウッドデッキ:「樹ら楽ステージ」「レストステージ」
特設サイトはコチラから。
レオハウス(東京都新宿区)は10月1日、30年防水保証を実現した屋上庭園付き住宅「大人気の家 HapiSora(ハピソラ)」を発売する。
都市型狭小地でもプライバシーを守りながらバーベキューやオープンカフェ、ガーデニングを楽しめる屋上庭園を搭載。土を使わず、敷くだけで屋上緑化ができる35mm厚の超軽量マット式植栽と、天然木の質感を再現したウレタン樹脂デッキにより、耐久性と手入れ性を高めた。
参考税別価格は1255万円〜(2階建て、施工面積29.22坪、東京都の場合)。
カグラ(東京都港区)が運営する無垢材を使った家具を手掛ける家具蔵表参道店のギャラリーで、「長谷川順持建築デザインオフィスの仕事展」が10月17日・18日に催される。両日とも16時からライブが予定されている。
林野庁は9月29日、2014年1月~12月の木材需給表を取りまとめて公表した。総需要量は7581万4000m3、国内生産量は2366万2000m3、輸入量は5215万2000m3だった。木材自給率は31.2%となり、26年ぶりに30%台を回復した。なお、今回から、用材部門とその他の数値に燃料用チップの数量を加えたものを年1回(9月)公表することとなった。
燃料用チップの数量を除いた場合、総需要量は前年比1.8%減の7411万8000m3、国内生産量は1.5%増の2206万2000m3、輸入量は3.1%減の5205万6000m3だった。
また、燃料用チップの数量を除いた木材自給率は1ポイント増の29.8%。木材(用材)自給率は1ポイント増の29.6%だった。