ウッドデザイン賞運営事務局は11月19日、「木」に関するあらゆるモノ・コトを対象に、暮らしを豊かにする、人を健やかにする、社会を豊かにするという3つの視点から、デザイン性が優れた製品・取組等を表彰する「ウッドデザイン賞2015(新・木づかい顕彰)」の受賞作品397点を選出して発表した。応募総数822点の中から、第一次審査、第二次審査を経て、受賞作品が決まった。
審査委員長を務める赤池学氏は「地域の工務店やメーカーが、国産材商品を単にプロダクトアウトするだけでなく、木材活用を促す六次産業のネットワークをエリア内に構築する先進的な事例も数多く見受けられた。成功している地域や事業者の特色は、域外の大手企業やクリエイターと協働し、地場にはないノウハウのキャッチアップに力を注いでいること」などと総評を述べた。
今後、ウッドデザイン賞を受賞した397点の中から最終審査を行い、最優秀賞(農林水産大臣賞)1点、優秀賞(林野庁長官賞)数点、奨励賞(審査委員長賞)数点を選出。12月10日に東京ビッグサイトで発表・表彰式、受賞作品の展示、シンポジウム・交流会を開催する。受賞作品については、年明けに発行予定の「コンセプトブック」に掲載し、ウェブサイトでも公開予定。その他、全国巡回展での展示も予定する。
パナソニック(大阪府門真市)は2016年1月21日、スタイリッシュなデザインの「テレビドアホンVL-SV39KL/SV28KL」を発売する。
従来機種よりもモニター親機を約2ミリ薄型化して約23.5ミリに。
「VL-SV39KL」は、SDカードスロットの搭載により録画機能を強化。別売のSDカードに30秒の動画を最大3000件記録できる。また、カメラ玄関子機には高級感のあるシルバーを採用した。
パナソニックエイジフリーライフテック(大阪府門真市)は11月24日、コンパクトで排泄時の動作がしやすいポータブル家具調トイレ「グラヴィーノ コンパクト」8品番を発売する。
生活空間になじむ家具のようなデザイン。
全幅49cmとコンパクトながら、おしりを拭く・浮かすなどの動作がスムーズに行える、ひじ掛け内寸寸法を確保した。高さは利用者の体格に合わせて4段階に調整可能。便座は標準便座、ソフト便座、あたたか便座、長穴便座から選べる。
3万4000円〜。
地盤ネット(東京都中央区)はこのほど、地盤改良工事に対する不安を解消する、地盤インスペクターの派遣+検査済み証をセットにした住まい手向けのサービスを始めた。
戸建て住宅の地盤改良工事において、建築士資格を有する地盤の専門家(地盤インスペクター)が第三者として立ち会い、検査チェックシートにもとづいて現場検査を実施。これを行った物件の施主と工務店に対して「地盤改良工事検査済み証」を交付する。
10万円〜。対象エリアは、宮城県南部、福島県中部、関東、愛知県西部、大阪、兵庫県南東部、福岡県西部。
森トラストは11月18日、ホテル特化型リート設立に向けて取り組みを進めると発表した。森トラスト・ホテルズ&リゾーツと共同で、資産運用会社を設立した。2016年度の上場を目指す。
開発事業者とUR都市機構、住民による三位一体の街づくりがこのほど、東京都西東京市・東久留米市の「ひばりが丘団地」で本格的に始動した。それぞれが参加する組織「一般社団法人まちにわ ひばりが丘」が、約34ヘクタールのひばりが丘団地におけるエリアマネジメントを手掛ける。複数のマンション管理組合や自治会が協力し合い、エリアの街並み形成や環境維持を図るのは日本で初めての取り組みと見られる。
三菱地所リアルエステートサービスはこのほど、新たな事業ブランド「Value Bridge(バリューブリッジ)」を導入した。法人と個人投資家向けの不動産サービスにについては、今後すべて「Value Bridge」の下で展開する。
スローガンには「Solution for Success」を掲げる。顧客に寄り添ったコンサルティングなどを通じて、顧客の未来への架け橋を築いていく、との意味があるという。
東京カンテイ(http://www.kantei.ne.jp/)の調査によると、10月の首都圏・分譲マンション賃料は、東京都の事例シェアが引き続き拡大した影響で前月比1.3%上昇の2681円(1平方メートル当たり、以下同)となった。5月に記録した直近1年間での最高値(2656円)を上回った。都県別で見ると、東京都は3184円(前月比0.1%上昇)で5カ月連続の上昇だが小幅に留まった。埼玉県は平均築年数が進んだものの、比較的賃料水準が高いさいたま市や川口市で事例数が増えたため、プラス0.9%の1594円。神奈川県は2020円(同0.2%下落)、千葉県は1555円(1.8%下落)で、共に下落した。
日本不動産研究所と三鬼商事で構成するオフィス市場動向研究会はこのほど、東京・大阪・名古屋の2015~2025年の短期・中期・長期のオフィス賃料予測をまとめた。
当面は堅調に推移するが、東京市場は新規供給が急増する2019年に空室率が4.8%へ上昇し、賃料も小幅ながら下落する見通し。大量供給が影響を与えそうだ。
三菱電機(東京都千代田区)は、20~60代のパートナーと同居する男女500人を対象に実施したパートナーに対する意識と実態調査の結果を公表した。夫婦間の三大「イラッと行為」は、1位「家電のつけっぱなし」、2位「照明のつけっぱなし」、3位「エアコンの温度設定」であった。3℃以内の温度差でイライラする人は夫婦全体で35.5%にあたり、世の中の夫婦の3組に1組は、3℃以内の温度差でイライラしていることになる。
同調査は、「夫婦の快適室温と仲良し・イライラ」の実態を調査したもの。対象者の中からパートナーとの仲の良さを自認する人たちを抽出し、仲良しカップルの傾向や条件を探った。
世の中のカップルの約8割にあたる79.2%が仲が良いカップルであることを自認。結婚後10年~20年には仲良し度が36.1%と減少するが、結婚後20年を超えるとパートナーとの仲良し度は回復し、家族の絆が強くなる傾向にある。仲良し夫婦の条件は、「よく会話」「同じ寝室」「一緒に外食」「週末も一緒」「ごはんも一緒」だった。