「HOME’S」を運営するネクスト(東京都港区)はこのほど、不動産会社の自社サイト分析に特化したウェブ分析プラットフォーム「ナビスターレポート」β版の無料提供を始めた。
自社サイトを訪問したユーザーが「HOME’S」ではどのエリア、価格帯、広さを検討しているかを多角的に見て分析レポートを提供。
グラフ化したデータと考察コメントで、自社サイトの課題や改善施策をわかりやすく表示する。
利用は簡単で、申込み後に同社が送付するデータ計測用タグを自社サイトに設置するだけ。データが蓄積されれば分析が行えるようになる。「HOME’S」加盟店以外も利用可能。
国土交通省は12月10日、今年発生した関東・東北豪雨などの災害や水防法の改正を受けて、水害ハザードマップをより効果的な避難行動に直結する利用者目線に立ったものとするため、水管理・国土保全局に「水害ハザードマップ検討委員会」を設置すると発表した。
第1回委員会を12月14日に開催し、(1)ハザードマップと洪水時の避難に関する現状の整理と課題、(2)利用者目線に立ったハザードマップの改善、(3)想定最大規模の水害を踏まえた避難方法について検討する。
12月2日に平成27年度の宅地建物取引士試験の合格者が発表されたのを受けて、建設・不動産関連の資格取得スクールを運営する総合資格(東京都新宿区)は、試験内容と結果について分析した。
今年度の受験者数は19万4926人で、前年より約3000人増加。
合格基準点は過去15年でもっとも低い31点だったにも関わらず、合格率は前年より2.1ポイント低い15.4%だった。
これについては「宅建業法」関連の出題傾向が大きく変わり、問題が難しくなったためだと指摘。たとえば、従業者と取引相手との会話形式の問題、義務や禁止行為について条文に直接規定されているかを問う問題など、より実務に即した出題が多かったとした。
今年度から宅地建物取引主任者が士業に格上げされ「宅建士」となった影響が大きいとし、今後も問題の難化傾向は続くとした。
地盤ネットホールディングス(東京都中央区)はこのほど、今年12月5日に発売した同社代表の山本強氏による著書『その土地を買ってはいけない』が、ブックファースト新宿店などで週間総合ランキング1位を獲得したと発表した。同書籍の出版記念として、「お施主様の家を災害物件にしないために」をテーマに、住宅・不動産事業者向けの無料セミナーを全国で開催している。
書籍出版記念セミナーの開催日程は、東京が12月16日、福岡が12月18日。時間は両会場共通で、15時〜17時が山本強氏による特別講演、17時〜18時が個別相談会。会場は、東京がTKP東京駅八重洲カンファレンスセンター、福岡がリファレンス駅東ビルとなっている。
参加費は無料、ただし事前申し込みが必要。セミナー来場者特典として書籍『その土地を買ってはいけない』を無料贈呈する。
詳細はこちら。
エクステリア・造園設計CAD「RIKCAD」を中心にエクステエリアに関わる業務支援を展開するユニマットリック(東京都港区)はこのほど、RIKCADを使用して作成したパース技術を競うコンテスト「第6回リックパースコンテスト2016」の開催を発表した。パースの美しさやCADの可能性を感じさせる新しい表現、キラリと光るパーステクニックや創意工夫にスポットライトを当てる。
作品の応募期間は、2016年1月12日〜2月12日。審査結果発表は4月初旬頃。WEBサイト、各種媒体、イベント会場などで発表する。
応募方法は、同社WEBサイトからの応募となる。応募枚数は一人10点まで。詳細はこちら。
世界最大の住宅デザイン・設計プラットフォームを運営するHouzz Inc.(米国カリフォルニア州パロアルト)の日本法人であるHouzz Japan(東京都渋谷区)は12月12日、13日の2日間、Apple TV用アプリのリリースを記念して「From House to Home-Houzzとつくるクリスマス」と題して青山ファーマーズマーケットにHouzzブースを出展し、イベントを開催する。
今回のイベントでは、Apple TV用アプリを含む新機能のタッチ&トライを実施するほか、人気TV番組「テラスハウス」で話題になった画家、フランキー・スィーヒ氏のライブペインティングも開催する。
また、当日はHouzzブースで写真を撮影し、指定のSNSに投稿した先着100名に、Houzzオリジナルトートバッグをプレゼントする。その場でHouzzにユーザー登録またはログインをして、エントリーした人の中から抽選で2名にApple TVが当たるキャンペーンも行う。詳細はこちら。
木構造の技術研修を会員制で行う構造塾(新潟市中央区)は、マンションなどで杭施工データの改ざんが次々発覚している問題を受け、工務店への情報発信を強める。11月10日に東京都内で開催した緊急セミナー「住宅業界がいま行うべきことは何か」が定員の2倍にあたる100人の参加となったことから、名古屋・大阪での追加開催を決めた。
同塾の佐藤実塾長は「一般の人が地盤に不安と関心を持っているいまは、技術のある工務店にとってチャンス」と指摘。ただしあくまで「杭」が関心の入り口になっていることから「そもそも大型建築と住宅の違い、杭が必要なケースと杭以外の補強法、その判断基準といった地盤の基本知識を設計者がきちんと持っているかが前提」と話す。
そのうえで佐藤塾長は「『うちは真面目だから大丈夫』『うちはベタ基礎だから安全』といった根拠のない説明を改めることが急務」と強調。「知識の乏しさは施主から見透かされるうえ、混乱を招くもとになる。逆に設計者が地盤を理解し、自分の言葉で説明できれば信頼の武器になる」といい、緊急セミナーで押さえておくべきポイントを解説する。
同塾では地盤調査・解析から補強工事、基礎・構造検討、設計・施工まで一体となった家づくりをサポート。形式的な第三者チェックではなく、個々のプロセスに立ち会って資料やデータ、計算書や図面を検証し改善点をアドバイスする。設計者の判断を手助けし、構造に関わる一連の業務をワンストップでフォローしていく考えだ。
緊急セミナーは名古屋会場が12月17日、大阪会場が12月22日。参加費はいずれも1000円(構造塾会員は無料)、定員50人。問い合わせはエムズ構造設計東京事務所TEL:03・5542・1976まで。詳細はコチラから。
【大阪本社】例年この時期になると、自宅近くのワコール本社ビル(京都市南区)がクリスマスイルミネーションで彩られる。帰宅時に最寄りの西大路駅の改札を出ると、目の前にイル…
国土交通大臣認可の全国室内環境改善事業協同組合(東京都中央区)は、組織の拡大を図る。全国の中小建設・不動産・福祉・住宅エコ事業者へ積極的に組合加入を呼びかけ、全国中小事業者ネットワークを来年中に現在の79社から200社体制を目指す。
リアル(名古屋市)は、リノベーション再販物件の高級ブランド「リアリノプレミアム」を開始した。同社では、リノベーション物件を「リアリノ」のブランドで販売をしているが、高額物件を手掛けるにあたって、設備や内装、家具等のグレードを高め、「リアリノプレミアム」として販売する。第1弾として「野村向山ヒルズ204号室」を販売する。
12月12日、13日に同物件を公開する。同物件の新築当時の販売価格は1億5000万円。