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28 12月 2015

地盤ネット、事業者向け地盤情報公開ツールを強化 地盤リスクの可視化を推進

 地盤ネット(東京都中央区)はこのほど、事業者向けの地盤・災害・不動産総合マップサービス「地盤安心マップPRO」に、自社販売物件の情報登録機能と物件ごとの地盤リスク情報を表示することのできる「地盤安心不動産マップ」を実装した。また、ボーリング柱状図、土砂災害警戒区域などの地盤・不動産情報を追加した。
 これらの機能拡充は、不動産価値と地盤リスクのギャップについて「見える化」を進め、不動産価値に地盤の安全性を反映する「不動産革命」の取り組みの一環。
 「地盤安心不動産マップ」は、「地盤安心マップPRO」を導入した企業が自社物件情報を登録することで、地盤の安全性やリスク情報とリンクできるツール。消費者からの関心・ニーズが拡大しつつある「地盤」情報を基軸とすることで営業の差別化が可能とする。
 そのほか、近隣地盤情報の把握に必要不可欠な「ボーリング柱状図データ」閲覧機能、液状化判定時の広域な地下水位の推定に有用な「孔内水位マップ」、1945~1950年および1961~1965年の2年代の「航空写真」、重要事項説明でも重要な「土砂災害警戒区域マップ」、物件検討時に役立つ「小学校マップ」、「中学校区マップ」、クリックした地点の「住所逆検索機能」を追加した。