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24 12月 2015

2015年重大ニュース8 中大規模木造で市場環境整備が進む 実物件も続々と – オンライン記事

2015年~2016年の流れ

中大規模木造市場の普及拡大に向けて、担い手となる人材の育成や、技術開発の動きといった市場環境の整備が加速した。国では、2016年度早期のCLT実用化を目指し、法整備を進めている。その体制整備を待たずにCLT建築を実現する事業者も現われ始めた。

2010年に施行された公共建築物木材利用促進法の施行をひとつのきっかけとして、中大規模木造市場への注目度が高まってきている。
だが、中大規模木造という新しい分野に挑戦しようとすると大きなハードルに直面するのも事実。従来の中大規模建築の大半は、S造やRC造で建てられたもの。
S造、RC造の構造設計者や施工業者は大勢いるが、中大規模木造を担える構造設計や、施工業者は圧倒的に不足しているのだ。こうした課題に対して業界内で様々な支援を通じて中大規模木造の担い手を育成しようという動きが活発化した。

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