25 9月 2015
可視光応答型光触媒「ルネキャット」
工務店ならではの付加価値「ニオイのメンテナンス」とは!?
住まい手のニオイのストレスを解消し、新たな接点に
快適な暮らしに新提案
グラフ1
モノとしての「家」ではなく、コトとしての「暮らし」を重視する今どきの住まい手にとって、暮らしの快適さを削ぐニオイは大きなストレスだ。今年8月、インターネットの調査会社マイボイスが発表した調査によると、家のニオイについて「気になる」「やや気になる」と答えた人の合計は50.9%に上った。一方で、「気にならない」「あまり気にならない」と答えた人の合計は30.6%にとどまる。(グラフ1参照)
「家のニオイ」への対応は、「暮らし」を重視する住まい手たちに対し、付加価値のひとつとしてもっと積極的に提案していい部分だろう。工務店の多くは無垢の木材を使うなどし、生活臭や有害成分を吸着・脱臭できる家をつくっている。これは、大手量産メーカーの家に対するメリットのひとつだ。
しかし、どんな良い家を建てても、経年によるニオイの付着を全て防ぐことはできない。ペットを飼う住まい手も増えているし、子どもが生まれれば健康のためにもニオイや細菌には敏感になる。
より快適な住まいの提案
「ニオイのメンテナンス」という付加価値
住まいを提供する側としても、ニオイ・空気の質にも目を向けたい。そこで提案したいのが、多くの工務店が行っている定期メンテナンスの場で「ニオイのメンテナンス」をすることだ。年1回、OB客への挨拶も兼ねてメンテナンスに回ったときに、付いてしまったニオイを消し、暮らしの快適さを取り戻すことができれば、工務店ならではの新たな付加価値となるだろう。
住まい手自身が芳香剤や消臭剤を使えばいいと思うかもしれないが、先ほどのマイボイスの調査によれば、実は2011年以降、芳香剤や消臭剤の使用率は減少傾向にあるという。一般的な芳香剤や消臭剤には香料が入っており、その香り自体を嫌う人が多いからだ。
そこで便利なのが、東芝の可視光応答型光触媒の除菌・消臭剤「ルネキャット」。「ルネキャット」は無香料で、室内照明の光でも触媒として働き、消臭と除菌の効果を発揮する。その効果は、消臭除菌対策が求められる介護施設やホテル(導入事例)でも採用されるなど、折り紙つきだ。
しかも一度使えば、一般的な除菌・消臭剤と違い、吹き付け面に光触媒の塗膜をつくるので数年程度持続するのがポイント。「次回のメンテナンスまで効果がありますよ」と住まい手に伝えれば、毎年のメンテナンスがOB客をつなぎとめるイベントにもなる。
施工も簡単で、比較的短時間スプレーするだけで効果を出すことができる。もちろん、メンテナンスだけでなく、新築やリフォームの内装仕上げにも使える。
住まいを提供する側に今まさに求められているのは、モノの性能ではなく、「コト」すなわち「暮らし」に対してどれだけ高い価値を提供できるか。毎年の訪問メンテナンスを「ニオイのメンテナンス」にし、暮らしの快適さを守ることができれば、きっと新しい価値を提供できるだろう。
「暮らし」を重視する今どきの住まい手にとって、ニオイは大きなストレス。それを毎年の「ニオイのメンテナンス」で除去できれば、工務店の新たな付加価値となる。
ルネキャットは酸化タングステンを原料とした光触媒。
最大の特徴は、室内照明の光でも光触媒としての機能を発揮する点だ(メカニズム)。光触媒の強い酸化力でニオイの元となる有機物などを分解・除去でき、ルネキャットを塗布した面ではウィルスや菌の増殖を抑える効果がある(実証データ)。
また、ルネキャットが残っている限り効果が持続するのも一般的な除菌・消臭剤との違いだ。このため、工務店が行うOB客へのメンテナンス回りで使うのには最適といえる。
スプレー機器を使い、比較的短時間に施工できる。
「光触媒スプレー」布・繊維用
業務用 消臭除菌液
東芝は電球のフィラメントとして使用されていたタングステンについて100年以上研究を蓄積してきており、その技術を生かして「ルネキャット」を開発した。(商品ラインナップ)
株式会社 東芝
可視光応答型光触媒「ルネキャット」
【商品サイト】
http://www3.toshiba.co.jp/ddc/renecat/
【お問い合わせ】
http://www3.toshiba.co.jp/ddc/renecat/contact/