22 9月 2015
住宅産業の戦後70年 住宅産業 私の記憶と記録〜「あの日」「あのこと」「あのひと」 元旭化成 代表取締役社長 山本 一元 – オンライン記事
住宅事業は人と人との関係
信頼が何より大切
語り手
元旭化成 代表取締役社長
山本 一元
20年にわたってヘーベルハウスに携わった山本一元氏。オイルショックを経て、ハードの差別化を打ち出し、ソフト戦略を展開し、「失敗の連続」を重ねながら、ヘーベルハウスのブランドを確固たるものとした。
オイルショックなどよちよち歩きの時に相次ぎ大事件
ヘーベルハウスは、運よく出会ったヘーベル板の技術導入からスタートします。当時の社長であった宮崎は建材事業の拡販を考え、建売事業で住宅事業に参入しました。ところが建売住宅もけっこう大変で、長期に亘り資金は寝るし、あちこちでトラブルも起こしました。そこでデベロッパーからホームビルダーへの転換を図ったのです。