31 8月 2015
紀州スギ・ヒノキを植林〜プレカットまで一貫生産、注目の「山長ブランド材」とは
紀伊半島南部に約5000ヘクタールの自社林を所有する山長商店(和歌山県田辺市)は、植林から製品化までの全工程(育林、伐採、製材、乾燥、仕上げ、品質検査、選別、プレカット加工)をグループ内で手がける一貫生産体制がつよみ。
樹齢50〜100年の紀州産スギ・ヒノキの構造材は、製材とプレカット工程だけで4回以上の検品・検査を1本ずつ行い、曲がりや反り、たわみがないことを目視でチェック。さらに最新機器を使って含水率と強度を全量測定し、JASの機械等級区分に基づいて印字することで、性能・品質の見える化をはかっている。
なかでも”山長ブランド”のスギ平角材は、高強度で長期的にたわみにくく、梁材への適性は実証済み。やわらかい色合いは化粧材としても評価・注目されている。
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