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20 8月 2015

工程表・積算ソフトとの連携を可能にした原価管理システム

 ドットウェブ(石川県金沢市)は8月26日、建設業向けの原価管理ソフト「どっと原価NEO EX」「どっと原価NEO LT」に新機能を追加する。
 今回開発したのは、工程表や積算ソフトで作成したデータを実行予算データに読み込むことができる「どっと原価NEO 予算データ読込モジュール」。
 建設土木工事の入札、受注、完成納品の電子化が進む一方、見積積算、受注、納品、原価管理などに対応するソフトがそれぞれ異なるため、入力の二度手間とそれにともなうミスが発生する可能性がある。
 新商品は、土木施工管理ソフト「EX-TREND武蔵」(福井コンピュータ製)の工程表データから、MTDファイルに変換されたデータを同社の「どっと原価NEO」の実行予算データに読み込むことにより、瞬時に実行予算データを作成できるというもの。土木積算ソフト「ATLUS REAL」(コンピュータシステム研究所製)で作成した積算データ(DGDファイル)にも対応する。
 読み込んだ金額は「単価一括変更機能」により同じ材料名や作業名の単価を一括変更したり、名称や数量を修正することも可能。
 10万円(どっと原価NEO EX基本モジュール/LT基本モジュールが必要)。