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28 7月 2015

活気づく"高級住宅"市場 アベノミクスで増加する富裕層 – オンライン記事

アベノミクスによる株価の上昇や企業業績の回復から、富裕層が元気だ。
消費税増税後の市場でも、高額な住宅の建設が目立つ。
そうしたなか、ハウスメーカーの間では高級住宅の受注に力を入れる動きが活発化してきている。
各社はどのように富裕層マーケットを開拓しようとしているのだろうか。ハウスメーカーの受注獲得に向けた取り組みを追った。

新築市場の縮小を見据え
堅調な高級住宅市場の開拓へ

野村総合研究所が2014年11月に発表した推計によると、2013年時点で純金融資産保有額が1億円以上の富裕層は100万7000世帯で、2011年の81万世帯から20万世帯近く増えた。純金融資産総額も2011年から28.2%増え、241兆円にのぼる。世帯数、純金融資産総額とも大きく増加している。 

富裕層が増加している背景には、2012年に発足した安倍政権下で進められてきた経済政策、いわゆるアベノミクスにより株価上昇がもたらされたことがある。日本の富裕層には上場企業などのオーナー経営者や上場、非上場企業の株主が多く含まれるため、株価の上昇が保有する金融資産を大きく増加させたようだ。

 
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