16 7月 2015
【行ってきました】《写真》見えるもの / 見えないもの #2 at 東京芸術大学美術館 陳列館
こんにちは、クドウです
7/13から開催の展覧会レポートです
【ご案内】《写真》見えるもの / 見えないもの #2
http://awagami.jugem.jp/?eid=1151
《写真》見えるもの / 見えないもの #02
The Photograph : What You See & What You Don't #2
■出展作家(順不同、敬称略)
Area Park ・ Osamu James Nakagawa ・ 今 義典 ・ 佐藤 時啓 ・ 佐野 陽一 ・ 下村 千成
鈴木 理策 ・ 塚田 史子 ・永井 文仁 ・ 野村 浩 ・ 村上 友重 ・ 安田 暁 ・ 榮榮&映里
本展では、 Osamu James Nakagawa氏の全作品、村上友重氏のサイアノタイプ作品にアワガミの和紙をお使い頂いています。
Osamu James Nakagawa
http://www.mierumienai02.com/artist-nakagawa.html
JamesさんはAIJP楮 厚口 白をベースに、カーボンインクによるインクジェットプリント、そして錆による表現を展開されています。
昨年にパリフォトで発表されたシリーズの展開ですが、やっと拝見することが出来ました
http://sepiaeye.com/Atelier-Boba_ParisPhoto_OsamuJamesNakagawa
会場の陳列館に入ってすぐ右手の1コーナー。
(写真は実際より少し明るく撮れています)
この質感、空気感、本当に会場でご覧頂きたいです
Jamesさんのプリントは、パリのAtelie Bobaにてされたとのこと。
そして村上友重さんには、サイアノタイプによる創作に典具帳ロール(9g/?)をお使い頂きました。
村上友重
http://www.mierumienai02.com/artist-murakami.html
この紙は比較的水には強いのですが、それでも水洗を伴うプリント技法であるため、作業での扱いは慎重になるかと思います。
村上さんには以前も同素材をお使い頂いた事がありましたので、安心して拝見させて頂きました
薄さを活かし、幾層にも重ねた表現を興味深く拝見しました
アワガミをお使い頂いた作品だけご紹介させて頂きましたが、展覧会全体として見応えのある内容と構成です
会期は8/1まで
ぜひ足をお運び頂きたいです
《関連企画》
会場:中央棟第三講義室
会場:音楽学部講義室5-109