03 7月 2015
さくら事務所、不動産売買契約時のトラブル防ぐ新サービス
さくら事務所(東京都渋谷区)は7月3日、不動産取引の専門知識をもたない生活者向けに、不動産売買契約のトラブルを防ぐ「不動産売買診断」、適正価格での取引を支援する「価格査定レポート」の2つのサービスを開始する。
売買時の書類は法律が根拠になっているため難解な表現が多く、契約後に「金利の高い住宅ローンを使わざるを得ないことが判明した」といったケースがある。
今回スタートする「不動産売買診断」は同社が関連書類をチェックすることで、不利な条件での契約や不測の事態を未然に回避するサービス。
基本コースは5万円で、オプションで現地調査や契約の立ち会いも行う。また、中古住宅取引は契約までの日数が短い傾向にあることから、プラス3万円で緊急の申し込みに対応する「お急ぎ便」も用意した。
もう1つの「価格査定レポート」は、できるかぎり多くの取引事例を使って簡易分析し、取引可能な価格範囲を中立的な立場で調査するもの。所有する不動産の価格目安について、仲介業者が出した査定価格と比較することができる。
料金は、土地面積300m2以下の中古住宅または土地が3万円/件。