25 6月 2015
パナソニックと富士通、サ高住向け見守りサービスの共同実証開始
パナソニック(大阪府門真市)と富士通(東京都港区)は6月から1年間、パナソニックグループが運営するサービス付き高齢者向け住宅「エイジフリーハウス豊中庄内栄町」において、高齢者住宅向け見守りサービスの実証実験を共同で実施。来年度中にもサービスを提供したい考え。
パナソニックのクラウドサービス対応型エアコンによる温湿度などの「住空間情報」と、富士通の非接触型生体センサーによる入居者の睡眠、在・不在状態などの「生活情報」を検知。
これらのリアルタイム情報をパナソニックの見守りシステムに集約して介護職員に提供するとともに、個別の生活パターンに即したアラート通知(在室時の熱中症危険温度、睡眠中の高頻度な覚醒など)の実用化をめざす。
さらに、介護職員が入居者の生活状態に応じて空調を遠隔制御するしくみも実証。入居者とその家族にとって安心安全な空間づくりと、安否確認業務の負担軽減をめざす。