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12 6月 2015

構造計算ソフト「構造EX」に中大規模木造向けのオプション追加

 学校や高齢者施設、コンビニなどの木造化ニーズが高まるなか、インテグラル(茨城県つくば市)は、木造住宅の構造チェックソフト「住宅性能診断士ホームズ君『構造EX』」に低層系中大規模木造建築物市場向けの「トラスオプション」を追加して10月に発売する。
 開発中のトラスオプションは、日本工業規格 木造校舎の構造設計標準「JIS A3301」の技術を応用し、中大規模木造プレカット技術協会の設計規準に準拠するもの。
 JIS A3301で標準化されている「キングポストトラス」「壁倍率15倍の面材耐力壁」「高耐力の接合部金物」などコストパフォーマンスにすぐれた工法に対応。将来的には平行弦トラスなどのトラス種類を増やすことで利用範囲を拡大していくとする。
 12月には設計・構造計算セミナーを開催予定。