26 5月 2015
少子高齢時代の健康・省エネ住宅の普及目指す委員会を設置へ
一般社団法人の健康・省エネ住宅を推進する国民会議(大阪府四条畷市)は、「少子高齢時代型住宅(健康・省エネ住宅)住宅普及推進委員会」を設立する。同団体の活動の趣旨に賛同する住宅・建材・環境分野の民間企業や学識経験者、消費者団体などが参加し、少子高齢時代に対応したこれからの健康・省エネ住宅の普及を目指す。
新しく設立する委員会は、業界の考え方の調整団体ではなく、社会的な便益を追求するトップランナーの家づくりを目指す。国民目線で住宅のあり方を検討し国や関係団体に対し提言などを行っていく。
具体的には国のスマートウェルネス住宅等推進事業などで得られた住宅の断熱性能と健康に関する知見なども元に、住宅内での目指すべき室温基準を設定するとともに、住宅の省エネルギー基準における断熱等性能の基準の適合義務化と、誘導する断熱等性能の水準を世界一のレベルに引き上げることを目指す。
金融機関との連携による普及に向けた金融商品の提案や消費者団体と協力した啓発事業にも力を入れていく。