最新のJAPANTEXはこちら

18 5月 2015

大手ほど専用部材を使って防水対策 旭・デュポン調査

 旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ(東京都千代田区)はこのほど、423社の住宅会社を対象に、もっとも雨漏りがしやすいとされる窓周りとバルコニー周りの防水仕様に関する実態調査を行った。調査時期は2015年1〜3月。
 バルコニー天端でどんな防水シートを採用しているか聞くと、「透湿防水シート」がもっとも多く全体の65%を占めた。
 「水切りシート」の採用率は25%。年間着工100棟以上の会社では71%が水切りシートを採用する一方で、10棟以上で36%、10棟未満では18%にとどまった。同様の傾向は窓台の防水対策にもみられ、100棟以上の75%が「水切りシート」としたのに対し、10棟未満は23%だった。
 バルコニーの出入隅などの角部ではどんな防水材を使っているかたずねると、67%がピンホール防止に役立つ伸縮性防水テープを含む「防水テープ」と回答。
 「プラスチック成型品」を採用する会社も増えており、全体の27%が角部で使っていると答えた。年間100棟以上の会社だと「プラスチック成形品」の割合が37%まで上がった。