15 5月 2015
新築にこだわらない"賢い"住宅の買い方「中古+リフォーム」 – スマカチブログ
(一社)住宅リフォーム推進協議会の平成26年度「住宅リフォーム実例調査」で、
若年層において「中古住宅+リフォーム」という住宅取得を行う人が増えている様子がうかがえます。
リフォームを行なった人を調査したところ、リフォームされた住宅は、
当然、「従来持っていた家」が圧倒的に多いものの、
30歳代以下に限っては、戸建て住宅は「中古住宅購入」が
約33%と3人に一人の割合となっており、
マンションに至っては約68%と7割に達しています。
新築と比べて、中古住宅は暮らし始めた時点で建築されてから時間が経っているため、
リフォームの割合が高いという見方もできます。
ただ、中古住宅を買ってリフォームするまでの期間は「0~1年」のケースは、戸建て住宅で約46%、
マンションでは約51%――つまり、
中古住宅をリフォームした人の約半数が購入と同時にリフォームしているのです。
近年、住宅を取得する時に、新築にこだわらない層が増えているそうです。
空家増加が社会問題になるご時世ですから、使える住宅は取り壊しなどせずに、
できるだけ使い続けていきたいものです。
しかし、自分が暮らすとなると、古くなった設備を替えたい、
インテリアを好みの者に替えたい、もっと暮らしやすい空間にしたいと思うのが人情。
そこで「じゃ、リフォームを」となるのでしょう。
そこで是非、検討してほしいのが公的支援制度や融資制度です。
2015/5/15 住まい価値総合研究所 コラムを転載しております。