06 5月 2015
【訃報】藤森実 逝去のお知らせ
藤森実(富士製紙企業組合 前理事長、阿波手漉和紙商工業協同組合 前理事長、一般財団法人 阿波和紙伝統産業会館 館長)は、病気療養中のところ、自宅にて逝去致しました。
ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに、謹んでお知らせ致します。
藤森実は、戦後の困難な時代に家業としての和紙製造を6代目として引継ぎました。
和紙の需要が実用的なものからアート、クラフトの素材として幅を広げつつある時代の変遷に柔軟に向き合い、阿波和紙の啓蒙と継承、そして発展の礎として大きな功績を遺しました。
氏名:藤森 実(ふじもり みのる)
生年月日:1916年11月12日(享年98歳)
逝去日時:2015年5月4日 午後1時50分
[通夜] 5月6日(水) 午後7時
[葬儀] 5月7日(木)午前10時30分〜12時(出棺)
[喪主] 藤森 洋一
[場所] セレモニーヤマセ
徳島県吉野川市山川町前川167−2
Tel:0883−42−2075 Fax:0883−42−5951
【経歴及び受章・授賞】
1945年 6代目として家業の手漉き和紙業を継承
1970年 藍染めをはじめとする和紙の染色の開始
手漉き和紙製造技術による徳島県指定無形文化財
1976年 「阿波和紙」が国の伝統的工芸品として指定
1984年 ?現代の名工?として労働大臣 卓越技能賞受賞
1986年 勲六等瑞宝章 受章
2000年 「伝統工芸士」認定