01 5月 2015
住宅事業者が電力市場に参入 – スマカチブログ
~ 全面自由化で電力サービス付き賃貸も登場か ~
大手電力会社以外で電力の小売りを行う「特定規模電気事業者(PPS)」、
いわゆる〝新電力〟の登録が急増しています。
既存のエネルギー関連事業者だけでなく、ガス、通信、IT、流通関係など
異業種からの新規参入も増えており、
2015年3月11日現在で、596の事業者が新電力の事業者登録を行っています。
こうした新規参入の活発化は、2014年6月に、
国が2016年4月からの電力全面自由化を決めたことが大きく影響しています。
これまで新電力が供給できるのは契約電力が50kW以上の高圧・超高圧である場合に限られ、
50kW未満の戸建て住宅やコンビニなどの小規模建築については自由化されていませんでした。
しかし、改正電気事業法が成立し、戸建てを含む50kW未満の低圧電力と言われる部分についても、
新電力事業者が小売りを行えるようになったのです。
住宅業界でも新電力市場への参入が相次ぐ
2015/4/30 住まい価値総合研究所のコラムを転載しております。