最新のJAPANTEXはこちら

14 4月 2015

鶴弥、粘土瓦の技術生かし「陶板壁材事業」を開始

 創業128年の粘土瓦メーカーである鶴弥(愛知県半田市)は、これまで培ってきた粘土瓦の製造技術を生かし、耐久性、意匠性、施工性に優れた住宅用陶板壁材「スーパートライWallシリーズ」の製造販売事業を開始する。
 すでに基礎的な試験研究は終了し、現在、量産化に向けた試作中。今年10月ごろから用途に応じて順次発売を予定する。
 陶板壁材は外壁材としてのみならず、内壁材としての使用も見据えており、将来的には同事業を粘土瓦と並ぶ事業の柱として位置づける。
 「スーパートライWallシリーズ」の主な特徴は、原料粘土を高温で焼き締めることによる「高耐久性」、焼き物特有の落ち着いた風合いと高級感のある「質感」、中空形状による「軽量化」、大判化・金具留め工法による窯業系サイディング同等の「施工性」など。