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30 3月 2015

2015年ヨーロッパトレンドツアー ハイムテキスタイル3

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帰国後はや3か月が経ち、いそがしさにかまけてブログをないがしろにしておいておりました。

続けまーす。
ハイムのトレンドの2つ目
「discovery  発見」
2013年のトレンドで「GIOLOGIST 地質学者」というカテゴリーで岩系&地底感がありましたが、
今年は、そこから宇宙に出て、モチーフが同じごつごつした岩でも隕石や月(惑星)の表面なんかの感じが
今年はよいようです。

今までに経験したことのない感じがここでのテーマなのですね。
押し固められた究極のエコ素材の地底から光源のある宇宙に、
無重力の開放感、あり得ないテクスチャー
未知の経験が醸し出す未来感も以前と違う今年なのですね。
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色は黒がここのイメージです。
デコボコやモジャモジャといった擬音の感じの出る表面のテクスチャー
ムーンルック(デコボコした表面)、反射やキラキラしたものなんかも星のイメージなんかでいいですね。
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未来的なアプローチのテキスタイルもここでの表現の一つです。
宇宙=最先端テクノロジーということなのでしょう。
インスタレーションでは触ると震えたり、あたたまったりする布,が体験展示されていました。
震える布は既に認知症の治療に遣われているようです。
また、クリエーションバウマンが去年出していた光るLEDを織り込んだ生地なんかも飾られていました。
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3Dプリンターを2Dで使う。一瞬??と思うのですが、まったく新しい思いがけないものが出来上がる。

既にファッションでベルギーのデザイナーが使ってた生地をVOGUEでみたような記憶が・・・

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色は完全に黒

布にラテックスを落として、それが独特のテクスチャを作るなんていうワークショップ

独特の風合いが新しいのですね。
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実際に展示されてた生地はこんな感じです。
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           宇宙服のような生地アポロ13号的なイメージ出てますね~
ちなみにアポロ13号が1970年4月のことなんで、60年代アメリカという今年のトレンドベースともなにげに符丁があいます。
深読み過ぎでしょうか?

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こういうムーンフェいスのデコボコ感が今年はいいんです。
しわしわっていうよりはデコボコがいいかも
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幾何学も未来系ということで黒ならOKなんですよ。
できれば3Dぽい立体感の感じるものがいいですね~
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レースもデコボコで3Dデザイン

そして黒が[DISCOVERY]