27 3月 2015
「シャイニー」の活用
数年前から世界中で続いている麻素材のトレンド。今年のヨーロッパの展示会から考えても、もうしばらくは続きそうです。
でもやっぱり、ずっと麻ばかりを使っていると、反対も欲しくなるもので・・・。ボク自身もそう思っている所に、ヨーロッパでも同じように、スパンコールや箔プリントなどの「シャイニー系」が出だして、注目を集めはじめているんです。去年、メタル系のシルバー色が出だしたところで、その布石があったんだけど、何しろ今後増えるのは間違いないでしょう。
スパンコールや箔は、まだまだ高価だし、たま数も少ないし、コーディネートが難しかったりするけど、メタル糸などのシャイニー系なら取り入れやすいもの。
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例えばこうやって、麻素材のサークル模様の刺繍生地に、マスタードイエロー(これもトレンドカラー)のメタル系サテンを差し入れたり。こうやってポイント使いして、アクセントとして取り入れるのがミソ。
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これも、麻素材のジグザグ柄に、同じメタル系サテンの組み合わせ。色も反対色、素材もマットとシャイニー、わざとぶつかり合わせて、壁面のレンガのボリューム感に対抗しているんです。
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こちらの場合、レースのシャープシェードだけでドレープカーテンは不要、という場所なんだけど、アクセントとして、1巾だけドレープを吊る事に。無地で存在感を出すのには、やっぱりこの手の光沢感がもってこい。手前のクッションも同様に、上質な光沢が適度なアクセントとして機能してくれていますね。
クラシックとモダン、東洋と西洋、ナチュラルとケミカル、いろいろなミックステイスト、ミックスコーディネートがあるけど、「マットとシャイニー」もその一つとして仲間入り、というところでしょうか。
これからは、光沢の使い方、利かせ所も大切ですよ~!
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