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25 9月 2014

【ご案内】若杉憲司写真展「襖フォトグラフィー DIORAMA」at ニコンサロン

こんにちは、クドウですエリザベス

 

昨日より開催の写真展をご案内しますキラキラ

若杉憲司写真展
襖フォトグラフフィー DIORAMA

■会期:9/24 (水) 〜10/7 (火)   10:30~18:30(最終日は15時まで)  会期中無休
■会場:銀座ニコンサロン

http://www.nikon-image.com/activity/salon/exhibition/2014/09_ginza.htm#03

展示する作品は、360年前の襖に憑依した風景写真である。江戸初期に建てられた紀州徳川家の数寄屋風別荘の襖に、作者が旅先で写した花や鳥や山水を組み込み、360年の昔からそこに存在していたかのように息づかせる、非現実の中の襖絵―襖〔フォトグラフィー〕。
すべてコンピューターで作ったDIORAMAの世界である。 着想は谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』から得たもので、始まりは2011年の夏、福島原発事故による節電で、夜の街が暗くなった時である。
暗い街は、明るい電灯の中で失ってしまった何かを思い出させ、作者が『陰翳礼讃』を再び読み直すきっかけとなった。

今回、インクジェット出力の用紙にはAIJP(アワガミ インクジェットペーパー)「びざん」をお使い頂きました。

出力は、アワガミの出力サービスにて承らわせて頂いておりますちゅん

ありがとうございましたおじぎ

それでは、会場風景を少しお届けしまーす!!

これまで若杉さんが撮影してこられた作品が、あたかも実際の襖に納まっているかのような景色が映し出されています。

深すぎない、時代を感じさせられるようなトーンが、「びざん」の面質としっくり馴染んでいます。

若杉さんにより作られた世界だとは判っていても、実際にどこかに存在するかのように感じます。

あってほしいな、と思わせられます。

とても雄大な世界観が、A2サイズの紙の中におさめられています。

10月7日まで。

ぜひぜひご覧頂きたいですエリザベス