06 10月 2014
【レポート】「阿波紙と版表現展2014」
こんにちは、クドウです
台風一過、無事に「阿波紙と版表現展2014」名古屋での1期も終える事が出来ました
ご来場下さった皆さま、有難うございました
ぜひぜひ会場で観て頂きたかったので会期中の会場風景は控えておりましたが、区切りということでレポートいたします
搬入編でも書きましたが、会場がとにかく広くてちょっとドキドキでしたが、本当にいい感じに納まりました。
ご来場の方からも嬉しいお声もいくつか頂きました
ありがとうございました
それでは、スタートは写真家の城戸保さんから
城戸さんは普段はCプリントでの制作であり、今回初めて和紙をお使い頂きました。
個人的にはこっそり城戸ファンでしたので、今回ご縁が出来て嬉しい役得
「阿波紙と版表現展」での出展は2回目の阿部大介さん。
インクジェット出力とシルクスクリーンによる創作です。
写真家の先間康博さんは、林檎のシリーズを10連作で。
不思議な色空間で、大きさとしては今回の出展作品の中では小振りですが、見応えあります。
市川優衣さんは、インクジェット出力と、一部にシルクスクリーンを重ねられました。
壁面には、封筒とぽち袋の展開図を作品として。
それらを組み立てた作品は、触れてもいいということでした。
会場で感じる視線は前橋瞳さんの作品。
ご自分を撮影され、それを加工した創作です。
前橋ファン、多かったですねー
しっとりとやわらかな田中朝子さんの作品。
フィルムで撮影された写真をベースにした創作です。
今回の展示全般の監修をして頂いた倉地比沙支さん。
手漉きの別注サイズを使われ、本をイメージしてまとめられました。
(この足の形が個人的に好きなのです)
大崎のぶゆきさんは、インスタレーションも加えた空間構成で魅せて下さいました。
映像、見てると像が流れていくのですが、見入られる来場者も多かったです。
会場が不思議な形状をしているのですが、一見使いにくそうなこの空間が返っていい感じになったような気がします。
山田純嗣さんも2回目の出展です。
モネの睡蓮をベースにされ、インクジェット出力、エッチングにパール加工を加えられました。
これこそ現物を見ないと魅力が伝わりにくいのです
最終日には7名の作家によるアーティストトークを開催させて頂きました。
台風が来そうであるというお足下の悪い中、大勢の方にお集り頂きました
左から、城戸保さん、倉地比沙支さん、大崎のぶゆきさん。
倉地さんには進行もして頂きました。
阿部大介さん。
前橋瞳さん。
先間康博さん。
大崎のぶゆきさん。
山田純嗣さん。
ご不在の市川優衣さんの分は阿部さんに、田中朝子さんの分は大崎さんにフォロー頂きました。
1時間くらいかなーと思っていたのですが、たっぷり1時間半ほどかけて回らせて頂きました。
ひとまず名古屋での1期を終了しましたが、続けて徳島会場での開催も予定しています。
見逃された方、ぜひこちらにも足をお運び下さい!
[第2期]阿波和紙伝統産業会館
会期:2014年10月28日(火)〜11月25日(日) 9:00〜17:00(休館:月曜日。祝日の場合は翌日)