21 2月 2015
イタリア取材
毎年6月発売のモダンリビングはキッチン大特集。
ちょっと先の号ですが、キッチン特集のためにイタリア取材に来ました!
とにかく実りの大きな取材でしたが、その一部を少しだけ紹介します。
まず1軒目はカルテル社、オーナーの娘、ロレンツァさんのお宅へ。
モノトーンの色使いに透明な素材が効果的に使われていました!
庭もとても素敵です! こんなプランのマンションが日本にもあったら、、、。
キッチンは6月発売号をお楽しみに!
2軒目は郊外の集合住宅。マリオ・ボッダが設計。
リビングは2カ所あり、こちらは2階。まったくイメージの異なるキッチンは6月号をチェックしてください。
取材を終え、コルソコモへ。ファッションフォトグラファー、アーサー・エルゴートの個展。
ちょうどプレスカンファレンスが始まるところ。くすんだイエローを背景に黒の名作チェアが。
本当に素晴らしいコーディネイトで、ハッとさせられました。恐るべしイタリアの底力。
近くの食材屋さんへ。紫のブロッコリー。茹でたらもっと鮮やかになるんだろうな。
イタリアでサローネのプレス業務も担当しているコーディネイターの山本(左)と下田編集長(右)。
とても美味しいレストランで。
2日目は今回のメインの取材でもある、イタリアのキッチンメーカー、ボフィのショールームでのピエロ・リッソーニさんのインタビュー。とても素晴らしいお話でした。6月発売号をチェックしてください!
日本ではエ インテリアズが取り扱っています!
インタビューを終え、午後のショールーム撮影の前にランチ。
野菜はチコリのような味で、塩気はアンチョビとケイパーのオイルベースの味付け。
オイルが乳化していてとても美味しかったです。
取材に同行していただいた、コーディネイターの徳永さんとフォトグラファーのミケーレ。
ミケーレとは7年くらい仕事をしています。
午後の取材の前に、近所にあるリッソーニさんのスタジオへ。
ここがリッソーニさんの部屋。作品とはまったく異なるテイストミックスなインテリア。
奥深いミニマルな作品はここから生み出されるのかー、などと考えてしまいました。
とにかくいろいろなものがあって常に変わっているそう。
季節のお花がスタジオのあちこち飾ってあるのも印象的でした。
ボフィのショールームへ。カウンターと五徳の境がない!
リヴィングディヴァーニのソファとボフィの棚のコラボ。キッチンだけでなく、リビングにも使える棚。
いろいろな素材を組み合わせたキッチン。日本でラスティックという言葉をよく目にするようになる前から
ボフィはキッチンに味わいのある素材を使っていました。その時の衝撃を思い出しました。
今回はサローネの時のようにバタバタしていなかったので、じっくりとキッチンを堪能できました。
続きまして建材メーカー、サルヴァトーリのショールームへ。
日本ではエ インテリアズが取り扱いをスタート。
表面加工の技術が素晴らしい! 日本のラグジュアリーなインテリアに使えそうなものばかり。
同じ敷地内のディモーレギャラリーへ。
なぜか日本ではあまり見かけない、イタリアンレトロな家具とギャラリーが手がける新しい家具の組み合わせ。テンション上がりました。
ここも同じギャラりー。
ここも同じギャラリーです! ミラノに行く予定の方。是非体験してください!
ミラノから車で4時間。
トスカーナにある、リッソーニさんのプライベートヴィラへ。
コンクリートとテラコッタを混ぜた外壁が、夕日に染まり本当に美しかった。
モダンでありながら、この土地にあった素晴らしい外壁です!
手前はボフィのシャワー。
リッソーニさんのスタジオのスタッフ、ジャンニさん。撮影のセッティングをしていただきました。
カメラのアングルに合わせて、とにかく手を動かして動かして、完成度を高めていく過程は、
本当に参考になりました! 彼はものの配置や色のバランスを考えるときに、ファインアートを参考にしているそう。レベルが高すぎです。いいものをたくさん見ることが大切。
キッチンとリビングの間の棚。ディスプレイとリアリティの間の絶妙なバランス!!!!!
屋外のソファコーナー。そして背景。本当に気持ちの良い取材でした!
ボフィのプロトタイプのキッチン。
詳しくは6月発売のキッチン特集号で! 見どころ満載ですよ!!!