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07 1月 2015

明けましておめでとうございます。 – コラム Adagio

 

 昨年は最後の最後で悲惨な目に遭い、湿布の匂いをぷんぷんさせつつのたうち回っていましたが、今年は健康と、体調を崩した時にも対応できる室内作りを視野に入れたインテリアを追求していきたいと思います(笑)

 腰を痛めて夜中にトイレに行く時、ままならない動作に寒さに痛みに、昔の人はこんな時一体どうしていたのだろう?と想像しておりました。
 大抵の家は、トイレは外。しかも和式。
布団から起き上がるだけでもしんどいのに、更に家を出て、北風の吹きすさぶ丑三つ時、ガタガタとなる壁に縋りついてしゃがみこむのはどれほどの辛さであっただろう。
 痛み止めも今程は効かない訳ですし、あまりにも寒過ぎて風邪をひくかもしれない。膀胱炎にもなったかもしれない。用足しをした後、力尽きて室内に戻れなくなることもあったかもしれない。
 私は何かあるとついつい昔の人の生活と現在の生活を比べる癖があるのですが、ぎっくり腰で江戸時代に暮らすのはかなりハードルが高そうだと痛感いたしました。

 この文明が発達した現在でもしんどいぎっくり腰。
 やはり次のインテリアの課題は高齢社会に合わせた動きやすく心地よい部屋作りだと実感しています。

 皆さんもぎっくり腰で悲鳴を上げた経験のある方、また骨折や病後の家庭療養などで不便な思いをした方、結構多いのではないでしょうか?
 是非、その時の事を思い出して、こんな物がついていたら楽だった。これが意外に辛かった、と時間のある時にリストを作ってみてはいかがでしょう?
 どんなハプニングもアンラッキーもどんどん吸収して、インテリアに反映させてみませんか?

2015年はきっととても優しい年になると思います。

 それでは、どうぞ本年もお付き合いの程よろしくお願いいたします。