15 11月 2014
廃墟三昧 – コラム Adagio
人が住んでいる家というものは、生きている感じがするものですが、人から捨てられた家や、人が去った村にも独特の雰囲気が漂っていて、見ていて妄想が働くものです。
今、廃墟や古いものが大好きな人間のグループがFBにあるのですが、そこに参加していると様々な人が独自の視点を通した廃墟や廃屋、廃工場、懐かしい風景がUpされていて楽しい時間を満喫することが出来ます。
また、昔の建物に詳しいメンバーが解説を加えてくれるのも嬉しいところです。
元々散歩で新旧取り混ぜて家を見るのが趣味になっている私は更に車で田圃道をあちこち周り、途中で犬の散歩をしつつ、廃工場や廃墟を見つけるたびにデジカメを向けています。
私が住むあたりは小さな古墳が残っていたり、意外な場所で意外な石碑や神社を見つけたりと面白い発見が沢山あってテンションが上がります。
最初のころはまだ町中に「通りゃんせ」発祥の元となった三吉野神社を見つけただけで興奮していたものですが、探究心はどんどん離れた場所へと続くものでございまして、おかげであちらこちらに興味深い建物を見つけて、地理的にも詳しくなったのですが、調子にのると、ナビゲーションシステム一面田圃だらけで唖然茫然となる事が時折起こるのだけは要注意なのでした。
これもまた、田舎故の醍醐味です。