27 9月 2014
トレンドデザイン
ここ数年は猛暑が続く夏が終わると、あっという間に冬が来ていたような気がしていて、「秋が無くなったな~」なんて思っていたけど、今年は久々に秋らしい秋が味わえる感じがしています。そう思っているの、ボクだけかな~。せっかくの良い気候だから、今年は多めにゴルフに行っておこうかな?と、密かに心に決めています(笑)
今回はトレンドを活用したコーディネートの紹介です。
ヨーロッパの最新トレンドを取り入れたコーディネート、と聞くと、何だかとっても難しく考えちゃう方も多いと思うのですが、上手に解釈して取り入れると、思うより簡単で素敵になっちゃうんです。もちろんその為には、全世界向けに発信されているトレンド情報の中から、日本向けに使えるものを選択し、解釈を整理する必要があります。その作業には、取材の他に慣れやコツが必要にもなるのですが、春先にはいくつもセミナーが開催されているので(ボクもいくつかお話していますが)、それを受講するのが一番の近道。ただ、ほとんどプロ向けですが・・・。
今回ご紹介するのは、今年のハイムテキスタイルのトレンド展示から、「ENGINEER NATURE!(自然を利用しよう!)」というカテゴリーを応用したもの。ナチュラルというと、素朴で優しい印象になりがちなところをここでは、ケミカル感を加えたり、メタリックなどを組み合わせる事で、シャープにカッコよく使っていく、という全く新しい試み。また、ピンクなどと合わせる事で、「エグみ」を出すのも効果的。実際の展示会では、
こんな感じや、
こんな感じでグリーンをベースにしながら、デジタルプリントでシャープに描かれたり、メタルやピンクと合わせて、今までのリーフ柄やグリーンという色にあった「ゆるさ」が全く感じられません。
また、もう一つのトレンドのカテゴリーにあった、ジオメトリック。特に直線で描かれた「OPTICAL EFECT(視覚効果)」を用いた幾何学柄は、今年のトレンドど真ん中。実際の展示会の写真は、
この後ろの生地がそれ。右手のようなジグザグもかなり使えます。
そういった要素を取り入れたコーディネートがこれ。
どちらも今年の新作なんだけど、レースはリーフ柄がデジタルプリントされているのだけど、ぼやっとしている所と、くっきり鮮明な所と極端に描かれていて、立体感、奥行き感がものすごいんです。このデジタル感が今っぽく、しかも下から上に伸びていて、上部が無地で空いている所もすっきりしていて良いのです。
合わせるドレープは、これは実際にトレンド展示にあった、写真のピンクの色違いの物。トレンド展示を見て、「これだ!」と思って探して仕入れたものなので、たまたまでは無いんです。
スタンダード(定番)やクラシックでもトレンドのエッセンスをちょこっと加える事で、グッと魅力がUPして古臭さとは無縁の素敵なデザインになるものなんです。
素敵なデザインで生活を彩ってくださいね!
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