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19 9月 2014

自分の幅を広げるためにスイーツ

「インテリアの小函」をご覧の皆様、はじめまして。
インテリアコーディネーター専門科2−Dクラスの小塩 剛史(こじお たけし)と申します。
今回はセンエツながら、私がこのブログを担当させていただきます。

さて、私が在籍しております2−Dクラスというのは私を含め17名の生徒がいる訳ですが、
そのうち男子は私、「こじお」のみという男子からするとなんとも夢のようなクラスであるわけです。
現実はそうでもなかったり、はたまたそうでもあったりするわけですが色々書くとクラスから浮いてしまいそうなのでここでは控えましょう。

インテリアコーディネーターも昔に比べれば男性も増えてきているといわれる昨今ですが、
現状まだまだ女性の方が多いんですかね?

しかしながらこうやって女性の中ひとり男子が入って勉強しているわけです。
あ、他のクラスは男性も多いみたいですので、入学を迷っている方がいらっしゃいましたら躊躇せず飛び込みましょう。たまたまこういうクラスもあるということです。

で、そんな中、こじおは考えるわけです。
いかにこの女性クラスの中に溶け込み、話題を共有し、女性目線、女性の気持ちからも考えられるインテリアコーディネーターになるか。

そこでこじおは思いつきました。

「女子が好きそうなお洒落なスイーツ屋さんに行ってみよう」

なんとも安直な発想ですが、ちゃんとした理由もあります。
女性をターゲットにしたお店に入ることで空間を知り、色使いを学び、自分の得意分野に取り込めれば女性らしさがわかり、発想に活かせれば自分のコーディネートの幅も広がるのではないか。

うん、テイのいい話ですよね。

で、有限実行のこじおですので、早速街へ繰り出しました。
しかし私もそういうとこ初めてなので友達にも来てもらい、いいとこはないかと案内してもらいました。

場所は表参道駅から学校のある方向と反対の道、渋谷方面へてくてく歩くこと10分弱?
青山学院大学の向かいに明るくきれいなイエローグリーンのドアがありました。

お店の名前は「PIERRE HERMÉ PARIS」

「えーと、、、ぴ、ぴえれ、、、、、

読めません。

しかしここで躊躇してはいけません。中へ入ります。
1階は普通のケーキ屋さんとして
2階はおいしいスイーツがいただけるカフェスペースとして営業されていました。

階段を登ると中はすんごいきれいでした。

大理石でできた棚にサンプルのマカロンが並んでいたり

大きなシャンデリアがあったり

こちら、間仕切り壁なんですが、この柄の部分は鏡になっていて他はガラスでうっすら向こう側が見えます。
ガラスで奥が見えることで開放感も出しつつ、鏡は店内を広く見せる効果もありますね。
勉強になります。
今まで自分になかった発想が生まれそうな刺激を頂きました。

しかし、今日は「オンナゴコロ」というものを理解しにきた部分もあります。

少々待ち、先ほどの大理石のカウンターで、街並みも見える席へ通されました。
そしてケーキを注文。

「えーと、、、しゃ、、しょ、、しょしょ、、、しょこれ、、、、、すいませんこれください」

読めません。

待つこと少々、ケーキ到着。

チョコレートケーキとショコラドリンク

タルトと紅茶

お味はもうすんごく上品で、オシャレで、おいしくておいしくて。
ゆっくりゆっくり味わっていただきました。

その後友人と少し語らい、別れた後帰り道ふと思ったことは

こうやって自分になかった発想を探す街ブラも大事だなと。
町田校長のおっしゃる「LOOK!LOOK!」は自分のクリエイティブな部分を成長させてくれるなと。

私も引き続き自分本位の、さらに男性目線だけの発想ではなく、せっかくこういうクラスにいるわけですし、もっともっと女性らしさも学んでいこう、そうすればもっともっと違う切り口で物事も見れたり感じたりしながら、またそうなることで自分の発想の幅が広がって素敵なコーディネーターになれるんじゃなかろうか、なりたいなという思いを抱きつつ、卒業時にオネエになることも辞さない気持ちになった、そんな1日をご紹介させていただきました。

今回のお店です!回しもんではないですが、ほんとに美味しかったんでぜひ!
ピエール・エルメ・パリ 青山
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-51-8

メニューもわかんなかったらiPadで教えてくれますよー

インテリアコーディネーター専門科2-D 小塩 剛史