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04 9月 2014

夢をつかむきっかけ

こんにちは、インテリアコーディネーター2年Cクラスの石田早紀です。

アカデミーに入学して1年半が経ちました。早いような、遅いような・・そんな心境です。さて、今日は私がアカデミーに入学を決めた理由と将来について話したいと思います。このブログを見ている方で、入学を迷われている方もいるでしょう。私もそうでした。会社と学校を果たしてうまく両立できるのだろうか・・・と。ですが、ご安心ください。学校には、他では手に入れられない「仲間」がいます。これは、私にとって一生の財産です。

ちょうど3年前、物事がうまくいかない毎日の中で、ある日ふと自分の片付いた部屋をみてこう思いました。それまで私は、自分の意見に自信があまり持てない時がありました。ですが、その時こう思いました。「こんなに奇麗で片付いている部屋に住んでいるんだから、大丈夫。」と自信が持てました。それと同時になぜか安心が出来ました。整頓されたきれいな空間。「自分だけでなく、もし誰かが落ち込んでいたら、インテリアで幸せにしてあげたい」そう、心に誓いました。

とは言うものの、中々行動に移せずにいました。そんな中で、以前から憧れていたイタリアへ旅行に行く機会があったので、思い切って会社の夏休みを利用してイタリアへ行きました。ベネチア、ローマ、ヴァチカン市国、フィレンツェ・・・


左・ベネチア/右・とあるイタリアのレストランからの風景

イタリアのホテルですが、ちゃんとバスタブがあるホテルもありました。ホテルのロビーもカラフルでおしゃれです。日中は照明を使わず節電している印象を受けました。内装がカラフルなので、照明が明るくなくてもあまり気にならなかったです。


イタリアのとあるホテルのバスルーム

イタリアへはドバイを経由して行きました。ドバイは、非常に巨大な空港なので、飛行場までなんと、バスで移動します。そのバスの中である外国の方に声をかけられました。彼はニュージーランド人。姉がイタリアに住んでいるので、はるばるニュージーランドからきたそうです。その時、久しぶりに英語で会話しました。それが私にとってすごく気持ちよかったのです。

元々大学が英文科でしたが、社会人になってからというものの英語の勉強を全くしていなかったため、簡単なスペルすら書けない状況・・・もちろん、英語のリスニングも学生時代に比べて散々たるもの・・・。ですが、インテリアだけでなく、英語の実力もあげたいと思いました。もし英語が出来れば、世界中の人と交流が出来、世界で活躍出来ると思ったからです。まずは、インテリアの勉強を始める前に学生時代専攻していた、英語の勉強をスタートさせました。

それから一年後、簡単な日常会話が出来るレベルで、今度は会社の夏休みを利用してニュージーランドへ一週間ホームステイで留学しました。


ニュージーランドのインテリアショップ

学校帰りに、インテリアショップにも行きました。特に左上の写真の、左下のクッションを見て下さい。浮き世絵のクッションが、なんとお店の正面にディスプレイされていました。これにはびっくりしました。海外の人のインテリアの中にある、日本のこういったデザインのものがスパイスされているのに注目するのも面白いですね。

さて、現地の語学学校は、アジア圏が多かったですが、中にはサウジアラビア人もいました。彼は二十歳ですが、医者を目指しているとのことで、その為には英語力も必須のため留学したとのこと。私は、自分よりも年下の若者が将来に向けて頑張っているのに、自分は何を足踏みしているんだ、と励まされ、日本に帰国後アカデミー入学を決意。翌年の春入学し、現在に至ります。

1年生の時に比べ、全居室を短期間でコーディネートしなければならず、またお客様の予算・好みも加味しなければなりません。もちろん、多くの時間を費やすのでつらいことも当然あります。ですが、冒頭で述べた通り、学校には「仲間」がいます。1年時から課題をやっている最中、もう数えきれない程挫折しかけました。わからないこともたくさんありました。今もそうですが、クラスメイトがいます。先生もいます。事務局の方たちもいます。悩んでいたら、その分未来がどんどん逃げていきます。不安も多いと思いますが、勇気を出した分絶対に大きな物が手に入れられます。勇気を出して、自分の好きな世界へのドアを叩いて下さい。

最後になりましたが、最近ちょっとだけ入学時となりたいものが変わりました。私の将来の夢は、「人に感動を与えられるインテリアコーディネーターになること」。人をあっと言わせるような、そんな素敵な夢のある空間づくりを提案できるコーディネーターになりたいです。

インテリアコーディネーター専門科 2年Cクラス 石田 早紀