25 7月 2014
海外通信<ロンドン編>ストーンヘンジの新しいビジターセンターへ
海外通信では、海外で暮らす町田ひろ子アカデミーの卒業生が、現地で感じる日々のことをレポートします。
世界七不思議のひとつで世界遺産でもあるストーンヘンジに行ってきました。
ロンドンから西に約200km、車で2時間ほどの場所にあるストーンサークル(環状列石)。
未だ謎の多い遺跡で様々な説がありますが(オーディオガイドの説明が二転三転…苦笑)、イギリスに来たら一度は訪れてみたい場所のひとつです。
昨年12月に新しいビジターセンターがオープンしていました。
ロンドンの建築家デントン•コーカー•マーシャルの設計です。
このビジターセンターが出来る前は、寂れたチケットオフィスと売店があるのみとかなり閑散としていた上に道路からストーンヘンジが見られたそう。
昔訪れたことのある主人は「チケットを買わなくてもうよくない?」と最後までブツブツ言っていました(笑)、新しいビジターセンターになり、きちんと入場しないと見学できないように道路が迂回されていましたよ。
いざ、チケットオフィスへ!
インターネットで事前予約をしていたので、チケットとオーディオガイドを受け取ります。
チケット代は14ポンドで、日本語オーディオガイド、シャトルバス、博物館(資料館くらいのこじんまりしたサイズ)が含まれています。
ココからシャトルバスで、ストーンヘンジへ移動、オーディオガイドを片手に気ままに見学です(正直それほどロマンを感じなかった私…)。
ビジターセンターにはお土産屋さんも。
ストーンヘンジ全面押しのお土産が所狭しと置いてありましたが(何故か砂利チョコも…石つながり?)、こんなにたくさんあるのに何も欲しいものがない〜!と買う気満々だったのに結局手ぶら。
周りは菜の花畑と道路しかない草原なので、もちろんカフェも。
中は賑わっていましたが、サンドイッチくらいしかなかったので、帰り道に別の街に寄ることに。
買い物関係ではあまりぐっと来るところがないビジターセンターでした。
このビジターセンターは周りの自然に調和するように、軽やかな波打つ屋根を211本の傾いた軽量鉄骨で支えています。何だか白樺みたいな感じ。
サインもかわいい。
軽量化の為かパンチングでデザインが施された屋根。
あいにくこの日は雨で、屋根の下にいるはずなのに雨水がぼたぼたと…(汗)
草原に丘のひとつのように突然現れるビジターセンター。
チケットを買わずに見学は出来なくなってしまいましたが、
かっこいいビジターセンターを見に是非言ってみてくださいね。