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11 4月 2014

デザインの盛り付け

4月もそろそろ半ばを迎え、いろんな方から「増税前の駆け込み需要もひと段落して、落ち着いた頃じゃないですか?」なんて言われるけど、おかげさまで4月に入ってからも一向に落ち着く気配はなく、相変わらずフル稼働状態。例年の4月に比べてかなり多くのご予約を頂いてます。ありがたい事です!

ただ、1月末からほぼ休み無くやってきたので、そろそろ体力の限界が・・・。今年のGWは例年より少し多めにお休みさせて頂いてリフレッシュしようと思うけど、上手くスケジューリングできるかな?でもそのつもりで今は全力で目の前のお仕事に取り組んでいきます!

今回ご紹介するのは、前回までの「アシンメトリーのすすめ」の延長線上にある、「デザインを盛り付ける」という例です。

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インテリアにおいてのデザインの盛り付けにはいろいろあって、一番大きなところで言うと、床と壁と窓。具体的にはラグやカーペットと壁紙とカーテン。そこにソファやクッションや照明やアートなどが加わって、全部できるならいくらでも盛り付けられます。

窓周りに限定して言うと、カーテンのデザインを強い色、大柄でインパクトの強い柄を合わせればインパクトが出るけど、単独のデザインではそれにも限界があります。

そこで“組み合わせの力”によって、より面白さを増幅しましょう、というのが今の世界的なトレンドでもあるんです。写真はその一例で、2窓あるお部屋でしたら4巾のカーテンが必要で、その4巾を全て柄を変えた例です。1つの柄で全て通してしまうより楽しさ4倍、いやそれ以上!

もちろんバランス(上飾り)やトリムを加えればいくらでも盛り付けられますが、このパターンの良い所は、何よりコストがかからない事。1つの柄で通しても全部変えても、この場合は生地の単価が同じなのでコストは同じ。むしろ柄合わせが要らない分、安くなる位。

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レースにもピンクのカラーレースを合わせているのだけど、カラーレースは光の色を変えてしまうので、日中のお部屋の印象をガラッと変えてしまいます。白かった壁紙がほんのりとピンクに見えるから、壁紙を変えたかのような効果が。これも生地が薄目の物をチョイスすればさっぱりした感じになるし、厚めの物ならこってりさせるし、色と同時に厚みでも印象を調節できます。

テレビドラマのセットやCMなんかでも、壁紙が何種類も貼リ分けられているお部屋を見た事あると思いますが、それも同じ考えの事。

組み合わせの力、偉大ですよ~!

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