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18 1月 2013

ヨーロッパツアー2013 ヒデキ’sトレンドツアー4

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『人生のほとんどは馬鹿げた好奇心に漬いやらされる。』
シャルル・ピエール・ボードレール

「そのとおり!」と思わず声を上げてしまいました。
 ヒデキです。

ただ単に空間に色合わせだけをしてる時代は終わったのです。
「こんな色合わせでかっこいい」から「こんな素材をこんな風に使うとおもしろい」
が大事な時代なのです。

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例えば真っ白なタイルで貼られたシンプルモダンなバスルームの窓
今までなら真っ白なアルミブラインドやロールスクリーンを用いましたが
ウレタン入りやゴム製の真っ赤なカーテンを
真っ赤な色が温度を上げ、柔らかい素材は住み手をけがから守ります。
できればリサイクル素材で。
まったく違った使い方や役割がカーテンに与えられているでしょ。
発明とはこんなイメージです。

3Dプリンターの発達で近い将来、本物そっくりのものが手軽にできる時代がやってくるかもです。
そうなると本物かまねてつくったものかなんてどうでもよくなってきます。
仕上がる過程が意味をなすのかもしれません。
自分でつくったとか、
石油使わないとか、
ヒデキに頼んだとか(笑)

イメージ 2会場はナチュラルな壁にケミカルな生地がかけてあり、いくつかの謎の装置が作られてました。

イメージ 4ケモカルな色。ラバー・
イメージ 5 ジャージ素材やスポンジをラミネートした生地柔らかい素材も吊られてました。
イメージ 6 泡上にでこぼこしたものもトレンドのようです。
イメージ 7 レースはスーパーシースルーとうたっているくらい。目の空いたものや大胆にカッティングされたものが旬のようです。
イメージ 8 このオレンジピンクがが注目カラー、グリーンはもう少しペールなものがトレンドとして示されてました。

緩いスロープを鉄球がゆっくりと転がりその過程で落下傘が落ちてゆくというインスタレーション。この転がる速度のゆっくりさも大事でといってました。なにかおもしろいが大事なのです。

必要なのはチャレンジし続けること。馬鹿げてるくらい楽しいこと
今日からパリに入りメゾンに行きます。